ヒトカゲ
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俺には新しい仲間ができた、俺の一つ年上の男【リュウ】と、リュウの幼馴染で一緒に旅をしている【カナタ】だ。
リュウは以前戦ったし、わかってると思うけど、すっげえ強い。カナタは俺から話しかけることがあったら話すが、カナタから俺に話しかけることは無い。少し避けられているのか?これはリュウからの情報だが、カナタはポケモンバトルがすっごい強い…らしい。なんか一回戦ってみたい!
俺たちはカナリシティを出たあと、近くにある洞窟でポケモンを育てていた。
二日ほど無我夢中で野生のポケモンと戦っていたからか、ダンバルは【メタング】へと進化していた。メタングになると覚える技も増え、いろいろな戦略ができるようになった。
いっぽうドンファンはゴマゾウの頃に使っていた技をいったん忘れさして、新たな技を覚えるようになった。より威力の高い技を身に付け、バトルにも基本勝てるようになってきた。
「ところでアキラ、新しいポケモンとか捕まえないのか?」
「いや〜もうこの三匹でいいかな〜って思ってきたりしてるよ」
俺がそう言うとリュウは驚き、俺を呆れた目で見てきた。
「なぁアキラよ、『ファイナリングタワーバトル』は六匹使うのがルールの一つだぞ?」
………え?
「その顔、知らなかったな?」
リュウは「はぁ〜…」とため息をつき説明してくれた。
「『ファイナリングタワーバトル』は計六匹で戦うんだ、そして六匹いる中で一匹でも戦闘不能になれば負け、ちなみに入れ替えは自由だ」
一匹でも戦闘不能になれば負けって…どんだけ意味不明な試合なんだよ。
「ちょっと奥の方行って、いいポケモンいるか探してくる。」
と言い残し、俺は洞窟の奥に進んだ。
「って言ったものの…強そうなのいねぇ〜なぁ〜」
回りには、イワーク、イシツブテ、ワンリキーくらいしかいない。もう少しステータスが高いやつを探す。
もう戻るかな?と思った瞬間、奥からポケモンの鳴き声がした。
「あっちか!?」
俺は声の方へと駆け出した。
着いた瞬間状況を把握した。ヒトカゲがハガネール、ゴローンとバトルしているように見える、がいっぽうてきなバトルだ、ヒトカゲはハガネールの『アイアンテール』で吹き飛ばされる。そしてゴロンの『いわくだき』でさらにダメージをくらう。
「くっ、こんないっぽうてきなバトルがあるか!ドンファン加勢だ!」
ドンファンも俺と同じように怒っていた。ここまで怒っているドンファンは見たことがない。
「ヒトカゲに当てないように攻撃だ『つのでつく』!」
ドンファンは全速力でハガネールの前まで行き、自慢のツノでハガネールの顎を狙う。
そして『つのでつく』はハガネールに当たり、ハガネールの顎にヒビが入る。
「ヒトカゲこの瞬間でいい!俺の言うことを聞い
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