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稲荷の祟り
第一章
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っ、ですが」
「神様はいないじゃないか」
 平然とだ、こう神主に直接言ったのである。
「それにその神社には何があるんだい?」
「何とは、稲荷神社ですが」
「そこに参拝している人は誰かな」
「自衛隊の方々ですが」
 基地に近いのでだ、自衛官達が参拝して色々と神社の活動に協力しているのだ。比較的大きな神社である。
 その神社の神主にだ、岳田は言うのだ。
「自衛官こそ科学的でないといけないのじゃないかな」
「ですが信仰は」
「だから神様はいないんだよ」
 自身のマルクス的無神論からだ、岳田は言うのだった。
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