第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第1話 ゲーム開始
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顔の男、つまり俺がいた。
身長まで俺だ。(すげーショック)
「あの…シュウさん…ですか?」
そんな声が聞こえて隣を見ると、髪をサイドに2つまとめた俺よりちょっとだけ背の低い(3~4センチくらい)の顔の整った可愛い女の子がいた。
「念のために聞くけど…シリカか?」
「はい…じゃあシュウさん?」
「ああ」
「なっ何でこんなことを…」
シリカは訳の分からないといった顔をした。
そして俺はどうでもいい事に気が付いた。
「って俺がこうなってるってことは…」
…シリカも自分の顔になってるって事だ!!
そうしてどうでも言いことを考えていたら
「お前…もしかしてシュウなのか?」
と後ろから声がした。後ろに振り返り俺も聞いてみた。
「そう言うお前は…キリト…か?」
「ああ」
そしてキリトの隣にいた、多分クラインであろう奴が俺の顔を見て驚き、そして俺が言われたくない言葉のトップ3に入るであろう言葉を言った。
「マジかよ…シュウ。お前、小学生だったのか!?」
「違うわ!! こう見えても中二だ!!」
「「「え〜〜〜!!?」」」
「マジかよ!?」とクライン
「同学年!?」とキリト
「年上!?」とシリカ
俺の反論に3人が驚いていた。
……お前ら、おぼえてろよ…
そうして話している間に、また茅場がまたしゃべりだし、そして伝え終わって消えていった。
そのまま、あたりはしばらく静かだったが
「イヤ…イヤァー」
と、シリカが崩れるように言ってから、その言葉に合わせるように、その場にいた大勢のプレイヤーが騒ぎ出す。…まさにシリカの言葉に合わせるように世界が動き出したように…
そして俺はその騒ぎの中、キリトと目と目だけで会話をして次の行動に出た。
「シリカちょっと来い!」
俺はシリカの腕を掴んだ。
「いや…いや…」
そう言いながらシリカは俺に腕を引かれ、抵抗も無く俺に付いてきた。
そして少し離れた所で俺たちは集まった。
キリトに付いてきたのかクラインもいた。
「クライン、シリカ、シュウ、聞いてくれ。俺はこれからすぐに次の街へ向かう、俺なら安全な道を知っているからレベル1でも無事に着ける」
「俺も知ってるけどな」
「それは、分かってるよ。どうする?」
キリトの言葉にクラインは少し考え
「俺は…ダチが待ってるんだ…悪いな…」
「そうか……シュウは?」
キリトは少し辛そうな顔をしてから、確認の意味する為か俺の方を向いて聞いてきた。
「俺は一緒に行く」
どの道、速めにレベルを上げなければならないので、俺もキリトに付いて行くことを伝える。
「わかった。…シリカはどうする?」
「あたしは…」
キリトに聞かれても、シリカは凄く怖そうに俯(
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