第一章
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開いていてな」
「そこに落ちてですか」
「いなくなるからな。安心しろ」
「そうなればいいですね」
「ああ、だから安心するんだ」
ハラロスには必ずこれまでの悪事の報いが待っていてそれで消えるとだ。親父はそうなることを確信していた。
だがハラロスがそんなことを知る筈がない、娼館で遊んだ後で家に帰ろうとする、その最中に。
「チョン、チョン」
「チョン、チョン」
夜道の中で何か鳴き声を聞いた、それで周囲を見回すが。
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