第二章
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ういうのか」
「何かに喰われるか連れ去られてな」
「ははは、そうなったら面白いな」
水守は笑って宮城に返す。
「本当にな」
「そうなったら俺が事件の証言者になってやるな」
「頼むな。まあカーネーションがな」
三日続けてだ、彼の部屋のベランダに来たというのだ。
「降りてるからな」
「それだけでも不思議だな」
「とりあえず今は様子を見ておくか」
「そうするしかないな」
「そういうことでな」
今はこう話しただけだった、そして。
次の日はだ、カーネーションではなかった。
ビー玉が置かれていた、透明な中に青い模様があるきらきらとしたものだ。そのビー玉を見てだった。彼は。
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