第七章
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ーブを植えて育てて」
そしてだった。
「油を採らないと駄目だね」
「そこまでの努力が必要ですね」
「オリーブを美味しく口にする為には」
「平和もだよ」
オリーブが象徴するこの素晴らしいものもだというのだ。
「何もしないのではね」
「手に入らない」
「そういうものですね」
「そう、だからね」
それ故にだというのだ。
「イスラエルとパレスチナが平和になる為にも」
「努力しないといけない」
「そういうことですね」
「つまりは」
「ただ憂いたり嘆いたりするのではなく」
「今だってね」
激しくいがみ合っている現状でもだというのだ。
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