第二章
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通っている大学の食堂で昼食を食べている時にだ、不意にこう声をかけられた。
「少しいいかしら?」
「何?」
「相席していいかしら」
「あっ、そういえばね」
カテローゼは声に応える形で周りを見回した、食堂はかなりの人間がいる、しかしカテローゼの前の席は空いている。
そのことを見てだ、カテローゼはその声の主に答えた。
「どうぞ」
「有り難う、じゃあ」
女の声だった、見れば。
浅黒い肌に彫りのある細長い顔、髪は波がかった黒髪で瞳も黒い、カテローゼはその彼女を見て言った。服装は自分と同じニューヨークに相応しいカジュアルなものだが明らかに自分とは違う感じの彼女を見て。
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