暁 〜小説投稿サイト〜
天使舞う、この世界
NO.5 邂逅
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ッセーと木場と白音は今現在図面で確認をしている。

「にゃああ、なんで白音は仙術を使わないのかにゃあ?」

「私が集めた情報によると、黒歌」

「なんにゃ?」

「あなたは仙術を習得して力に溺れて暴走し、(キング)の悪魔を殺したとされていて、危険分子として同じ猫又の白音も殺されそうになったのよ。で、そこを助けたのがグレモリーのところだったってわけよ」

「・・・・・・」

俺の短い説明を、黒歌は黙ってきていた。

「異論、反論、訂正があるのなら聞くわよ?」

「・・・・・・あのクズ主は、約束を破ったのよ・・・・・・」

「約束、ね。あなたの性格から考えるに、白音に関する約束ね?」

「そうにゃ。あのクズ主は、白音に手を出さないと言っておきながら、手を出そうとしてたにゃ」

「まあ、いつか誤解は解けるものよ」

「そう言ってくれると助かるにゃ。それと一つ訂正、猫又じゃなくて猫?(ねこしょう)にゃ」

まあ、知ってるけどさ。
さて、あっちのミーティングも終わったみたいだし、そろそろ俺たちも動くか。


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「さて、黒歌、儀式はどの辺でやってる?」

「地下にゃ。複数の堕天使が集まってるにゃ」

仙術便利ですね。

「むぅ〜」

え?なんでオーフィスふくれてんの?

「我もできる」

・・・・・・もしかして拗ねてる?

「別にあなたを蔑ろにした訳じゃないわよ」

「レイナーレ、今度食べ放題」

「ハイハイ、わかったわよ」

実は今少しチョロいと思ってしまった。食べ物で簡単に機嫌が直るんだもん。



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