NO.5 邂逅
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らいいわ。それじゃあね。帰るわよ、夜々」
「(コク)ん」
気を使って黙ってくれていたオーフィスに感謝。あとでアメをやろう。
それと、アーシアを観察していたが、神器を使うとアーシアの中にある『\』と書かれた結晶から溢れていた力が押さえ込まれていた。あれなんなんだろう?
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その日の夜。俺は家で家具の組み立てをしていた。
「ただいま〜」
「あら、お帰り」
「ん。お帰り」
黒歌が帰宅した。少なくとも二桁はあるであろう服の入った袋を持って。
「・・・・・・いくらなんでも買いすぎだと思うのだけれど・・・・・・」
「何を言っているにゃ。ファッションセンス皆無が」
いや確かにファッションセンス皆無だけどさ。
「まあ、それは置いといて、町外れの教会で堕天使とはぐれ悪魔祓い《エクソシスト》が怪しい儀式をしようとしているらしいにゃ」
・・・・・・ん?
「もっと言えば、悪魔が数名殴り込みに行くみたいにゃ」
「随分と情報収集が上手いわね」
「野良猫ネットワークにゃ」
猫又すげぇ!猫同士の会話による情報収集か。黒歌、以外とできる子だったんだな。
「で、私達も見に行くにゃ」
「なんでさ!」
思わず突っ込んじまった!なんで!いやまあ俺も見に行くつもりではあったんだが、なんで黒歌も!?
「もしも白音を傷つけるやつがいたら・・・・・・フフフフフ」
スイッチ入ったー!シスコンだ!
「・・・・・・はぁ、わかったわよ。私も行くつもりだったからね」
「ん。我も行く」
オーフィスもついてくるのか。
「まあ、行くのはいいけど、バレないように気を付けてね?」
「ん。大丈夫」
「そこに関しては安心するにゃ」
オーフィスは元より、黒歌は仙術使えば殆どわからない。
さてと、俺、一番気を付けなきゃ。
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俺たちは教会が眺められる場所に立っている。勿論、何かと隠蔽して。
「白音〜。お姉ちゃんが見守ってるよ〜」
・・・・・・なんか怖いぞ。呪詛に聞こえなくもない。
「レイナーレ、なんで見に来たの?」
「ちょっと、アーシアに関して気になったことがあったのよ」
「そう」
オーフィスにとっては曖昧でもいいのだろう。
悪魔三人、イ
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