NO.5 邂逅
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でるもん。
「そういう黒歌は勿論メイド喫茶よね?」
「なんでよ!」
「(ヘブライ語で)その猫耳はなんのためにあると思っているのよ」
「(韓国語で)少なくとも売り物にするためじゃないにゃ!」
わざわざ周りにわからないように言葉を変える二人。素が多少出ても大丈夫だ。
さて、俺たちは大型のスーパーに入る。そして、俺は家具コーナー、黒歌は服屋に向かった。そんなに俺たちのファッションセンスは酷かったか。
オーフィスは食品エリアの試食に向かおうとしてたが、食いつくしてはいけないので、俺と一緒に家具コーナー。
とりあえず大きいベッドと机を買う。他のものは後々でええやろ。あ、一応物干し竿(剣じゃないよ)も買っておかないとな。次に日用品コーナーでハンガー等を買う。なんだろう。俺、百均ヴァルキリーに似てきてないか?
一通り買った後、俺は一旦家に帰ることにした。そこで、偶然にもアーシアとイッセーに会った。
「あ、鳶一さんと・・・・・・誰?」
オーフィスも一緒にいるからな。
「この子は夜々よ」
「そっか。夜々ちゃん。よろしくな。俺は兵藤一誠、イッセーって呼んでくれ」
オーフィスは黙ったままだ。どうした?
「・・・・・・ドライグ」
「は?」
何を言っているんですかオーフィスさん!?
「あはは、たまに変なことを言うのよね。気にしないで」
とりあえず誤魔化す。そこに、アーシアが入ってきた。
「私はアーシア・アルジェントと言います。アーシアって呼んでくださいね」
「ん。アーシアとイッセー」
なんとか自己紹介は終わった。良かった。
「鳶一さんは何かの帰りですか?」
「千代でいいわよ。買い物の帰りよ」
黒歌はまだ服屋にいるのかな?まあ、しばらくすりゃ帰ってくるだろ。
「いたた・・・・・・」
「ん?どうかしたの?」
イッセーが突然痛がりだした。目立った外傷はないんだがな・・・・・・。
「イッセーさん、ケガを?もしかして、先日の・・・・・・」
「先日?先日に何かあったの?」
「あ、いや、ただ転んだだけだよ」
傷口があるであろう患部をよく見ると、光の残骸があった。ああ、そういやフリードにやられたんだっけ?現場にいなかったから忘れてた。まあ、光の残骸といっても目に見えるものじゃないけど。
イッセーがズボンをあげると、そこには銃痕があった。転んだって無理があるやろ。
そこにアーシアが手をかざし、以前見た緑色の光を発する。
治療が終わると、イッセーは元気に走り回る。
「以前から思っていたのだけれど、その光ってなんなのかしら?」
俺の質問に二人は黙った。
「まあ、話したくないのな
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