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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第4話『スカウト?』
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ら直接魔法戦を教わる事が出来るし、執務官志望のティアナには私でよければ色々アドバイスが出来ると思うんだ」
ティア「いえそんな、とんでもないです。と言いますか、恐縮ですと言いますか…」
驚きすぎて上手く言葉にできずにスバルの顔を見るティア。その横でスバルもとりあえず頷いている。
俺は一口コーヒーを啜る。
ティア「あ……」
カズマ&スバル「?」
ティアの間の抜けた声を出したのでその方向を見るとバインダーを持ったなのはさんが立っていた。
おそらく、試験の結果を伝えに来たのだろう。
なのは「えっと…取り込み中かな?」
はやて「平気やよ」
なのは「そうなんだ」
そして、はやて二佐の横に座り真剣な顔になり口を開く。
なのは「とりあえず、試験の結果ね」
三人「はい」
なのは「さて、三人とも技術に関しては問題なし。だけど、危険行為や報告不良は見過ごすレベルをこえています。自分やパートナーの安全だとか、試験のルールも守れない魔導師が人を守るなんて出来ないよね?」
三人「……はい」
なのはさんの横でうんうんと頷いているリインフォース空曹長。やっぱり、あれは駄目だったか…。
いくら制限時間内にゴールしてもあんな作戦、本当の戦闘だったら危険すぎるからな…最後はスバルも暴走するし。
なのは「だから、残念だけど三人とも不合格――――」
まっ仕方ないか。
また、半年後がんばりますか。
なのは「なんだけど」
三人「え?」
なのは「三人の魔力値から考えると半年後までCランク扱いでいるのはかえって危ないかも……というのが私と試験官の共通の見解」
リイン「です」
なのは「と言うことで、これ」
そう言うとなのはさんが机の上に三人分の書類と封筒を置いた。
なのは「特別講習に参加するための申請書と私からの紹介状。これ持って本局の武装隊で3日間の特別講習を受けて、4日目には再試験が受けられるから」
机の上の紹介状となのはさんを交互に見るスバルとティア。再試験受けられるのはいいけど、講習は面倒くさいな…。
なのは「来週から、本局の厳しい先輩達にしっかり揉まれて安全とルールをしっかりと学んでこよ。そうしたら、Bランクなんてきっと楽勝だよ、ね」
笑顔を向けるなのはさん。ヤバイ可愛すぎてまともに顔を見ることが出来ない。
しかも、俺の心臓はもの凄く高鳴る。この人のファンが多いのがよくわかったよ…。
スバル&ティア「あ、ありがとうございます!」
はやて「3人とも合格まで試験に集中したいやろ?私への返事は試験が済んでから……っていうことにしとこうか」
スバル
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