5話:作戦会議
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「次に一般人から車やバイク、トラックを強奪、窃盗の容疑で何遍も逮捕されているわね。まぁ、理由が少女を助けるためだとか、スキルアウトや能力者から逃げるための正当防衛だとかいう理由で、罪は軽くなっているわね」
「「「「………」」」」
「あとは、くだらない理由なのだけど、子供が遊んでいたラジコンのオモチャを奪った、ってのもあるわね」
「「「「………」」」」
碌でもない人だなぁと思った一同。初春の魂が口から飛び出しそうなレベルだ。
「まぁ、ここまでは可愛らしい理由ね。ただ、一つ、報告で上がったアレな事件があるけど……それについては詳しいことは何もなく、ただ少女誘拐事件とだけあったわね。何故か、お咎め無しらしいけど…近簿くんだっけ? 重傷を負って死に掛け一歩手前までいったらしいわ」
「「「「………」」」」
彼女らの知らない闇が、少年にもあるってことだ。
この話が語られるのは大分先だろうか……今はこの話は置いといて。
「とにかく普通じゃないわ。で、その子が今度は何を悪巧みをしてるというのかしら??」
と、固法先輩から話を振られた黒子は我に返り……
「あ、いえ、悪巧みというか、それはまだというか冗談で言っているだけですの……」
少し気持ちを落ち着かせようと深呼吸をして、
「どうやったら、あの殿方はわたくしめに携帯番号とアドレスを教えてくださるのでしょうか??なんどもアタックしているわけですが、手応えがありませんの」
「「「「は?」」」」
やれやれと、首を振る少女に一同困惑。
なんか、大事な話もあり時間を引き伸ばして、そんなことが問題なことなの?と。
「近簿さん、わたくしを避けますの。こちとら普通にお友達として付き合いたいというだけなのに」
少年は少女を拒んだ。
「あ、白井さん。私もアドレスの登録拒まれました」
少年は少女たちを拒んだ。
理由は至極簡単で、君達と絡むと事件に巻き込まれそうだ、もうカミやんだけで十分なんだよ、ごめんなと本人は心の中で謝罪しているだろうか。
しかし、そんなめんどうだから絡みたくないという自分勝手な理由などいざ知らず、
「よし、初春。明日、近簿さんんちに押しかけますわよ」
「了解です白井さん」
なんか、話が急展開だ!?
「というわけで、お姉様方にも強力していただきたく、お呼びした次第ですの」
「「「……あ、あっそう」」」
というか、始めにパソコンつかって書庫で個人データーを覗き込んだのは、御坂があいつは何者なのか?それを説明するためだけに、風紀委員の権限を使用しただけに過ぎなかった。職権乱用じゃない、本人はあくまでしらを切る
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