NO.4 駒王町
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時、複数の悪魔の気配を感じた。その数十人!?多っ!なんだよ!?
「ヒャハハハハ!人間発見!旨そうじゃないか!」
ああ!?悪魔の一体が俺に向かってきた。ッチ。暗闇の中で目立つが仕方がない!
「『神威霊装・一番《エヘイエー》』、『絶滅天使』」
「なっ、天使!?ヒャハハ!宿敵発見!即刻殺害!」
どこぞの自動人形のような台詞だな。
「『光剣』」
光の光線を網目のように張り巡らせる。それを、一気に縮める、というよりかは、圧縮する!
「『牢獄』!」
「ギャヘ」
その一撃で悪魔は消滅した。弱っ。
「キヘヘヘ、ボルンガのやつ殺られちまったぜ?」
「ヒヒヒ、欲が強いからだ」
「カカカ、悪魔は欲が強い生き物さ!」
笑かたのバリエーションって色々あるんだな・・・・・・。ていうか、よく雑談なんてできるな。
俺は穂先が五本に別れた光の槍を作り出す。そして、投げる。俺の槍は基本投擲に使うものさ。
「『滅光槍』」
投げられた槍は五本に別れ、それぞれの敵を突き刺す。因みに、ブリューナクの持ち主のケルト神話の光の神、ルーはかの有名な英雄、クー・フーリンの父らしいよ?
「キヒャ!?」
「ヒグゥ!?」
「カヒュ!?」
悲鳴のバリエーションまで多種多様。全く、敵の力量ぐらい測れよ。よそ見している余裕はないぞ?
残りの悪魔の気配を探る。結果は、五人と一人が戦っていた。ああ、そういえば、アーシアを教会に送った日の夜ははぐれ悪魔の討伐だったな。あれ?こいつらはぐれ悪魔?
・・・・・・・・・・・・ずらかろう。俺は何もしーらない。
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犯行現場?から逃げてきてほぼ完成した家の前にたどり着いた。すでに二人は戻っていた。
「遅いにゃ。門限を決めた本人が一番遅いってどういうことにゃ」
「ごめんなさい。はぐれ悪魔に絡まれたわ」
「ん。なら仕方がない」
おお、オーフィスが優しい。
「心配かけたかしら?」
「それはない」
「にゃ、レイナーレを心配するだけ無駄にゃ」
それはどういう意味だ!
そして夜が明ける。あ、ちゃんと宿泊施設を借りてそこで寝たよ?
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