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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『目覚め』
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く難しいから失敗する可能性があるんだよ」

この魔法本当に難しいんだよ!?

「失敗するとどうなるの?」

「さっき言ったように最悪の場合若返りすぎて幼女になる可能性がある」

「どちらにせよ若返りはするのね」

なんせ某楽園の少年に出てくる伝説の魔女の魔法だからね……。

ちなみに俺はまだ時間操作系魔法は完全に使えるわけじゃないから今回はつかいません。

まぁ 下手に時間巻き戻すと病気が再発する可能性もあるからだけどね。

「まぁ……それはさておき……少し席を外すぞ」

「わかったわ」

俺とプレシアは一度部屋から出て別の部屋へと向かう。



「お兄ちゃんとプレシアさんお部屋から出て何をするのかな?」

なんか凄い事が起きそうなの……。

「母さん……」

どこか遠い目をしながら部屋のドアを見つめるフェイトちゃん……。

流石にお母さんのあんな姿を見ちゃうとね?

「ねぇ……フェイトちゃん………」

私は……、

「なに?」

フェイトちゃんに、

「アリシアちゃんが起きたらフェイトちゃんは……どうするの?」

一つの疑問を話す事にする。

「私は……姉さんとちゃんと話したい……母さんが私を娘と認めてくれたように……姉さんにも私の事を妹と認めてもらいたいんだ……」

少しだけ顔を曇らせながら応えてくれるフェイトちゃん。

うん……こんな時は『魔法の言葉』なの!

「絶対大丈夫だよ!」

そう……きっと大丈夫……。

「え?」

「昔お兄ちゃんに教えてもらった魔法の言葉なの!」

これは……お兄ちゃんに会って、お父さんを治してもらった後もまたこんな事が起きるんじゃないのかなって不安になった時に教えてもらった魔法の言葉。

ただの気休めかもしれないけど本当に大丈夫だと安心できる私の大切な魔法の言葉。

「だからフェイトちゃんにも教えてあげるの!」

「絶対……大丈夫……」

「うん! きっとアリシアちゃんはフェイトちゃんの事を妹として見てくれるの!」



「絶対大丈夫……」

あの子から教えてもらった魔法の言葉……。

ただの言葉に過ぎないのに何故か少し安心できる言葉……。

臆病な私に勇気をくれる魔法の言葉。

「絶対大丈夫……」

私はこの魔法の言葉を信じる!



「絶対大丈夫……良い言葉ね」

扉の隙間から中の様子を伺っていたプレシアが言う。

だが俺の耳にはそんな言葉は入らず、

「って……何悶えてるのよ?」

プレシアの視線の先には顔を真っ赤にしながら廊下で悶えている零の姿があった。

「……!! ////」

いや! 無理だって!

まさかこんな
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