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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『目覚め』
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今まで必死に生き返らせようとしてたのに知らないとはいえあの一言は……ねえ?
などと…思考を巡らせていると、
ギギギ……とまるで油の切れたブリキのような音を出しながら零のいる場所を鬼も裸足で逃げ出しそうな
表情
(
かお
)
でプレシアが見つめる。
「零……」
ただ名前を呼ばれただけなのに何故か背中を凄まじい寒気というか悪寒が襲う。
「は はい!!」
豹変したプレシアに内心ビビりながらも返事を返すと、
「お願い! 今すぐ私を若返らせて!!」
プレシアは零の両肩を乱暴につかみ、まるで万力のような力で締め上げながら首をカックン カックンと上下に揺らす。
「ちょっ! 俺まだ病み上がり! や やめて! 傷開いて出ちゃうから! 真っ赤なトマトジュースが出ちゃうからやめて〜」
傷はある程度回復し表面の傷口は塞がったもののまだ病み上がりである零の身体ではキツイ。
「か、母さん!? 零が! 零が死んじゃう!!」
「プレシアさん! お兄ちゃんが死んじゃうの!」
慌ててフェイトとなのはが叫び、
「ちょっ! アンタ! 零の顔色が赤から青に変わりかけてるよ!」
「プレシアさん! このままでは零様が危険です! お離しください!!」
アルフと千歳がプレシアから零を離そうとするが、
「私の失われた時間を取り戻させて! お願いよ〜!」
二人の頑張りも虚しくさらに力が入るプレシアだった。
ダレカタスケテーッ!!
そして……。
「わ わかった! な、なんとかするから手を HA・NA・SE☆」
「本当ね!!」
ー落下ー
プレシアから解放され零は床に落ちる。
「うぅ〜病み上がりなのに酷いよ〜(泣)」
一応簡単には死なないとはいえかなりきっついんだよ!?
簡単には死なないって言ったけどこの身体はあくまで不老不死に近いだけだからね!?
流石に限界超えたらいくら俺でも死んじゃうからね!……たぶん……。
「れ、零大丈夫?」
「お兄ちゃん大丈夫なの?」
二人が駆け寄り零を介抱する。
「ちょっと危なかった……」
あやうく逝っちゃうとこだったぞ……。
「さぁ! 早く! 早く私を若返らせて!! ハリーッ! ハリーッ!」
あまりにも追い詰められたせいかどっかの吸血鬼みたいになってんぞ!?
「あ〜先に言っておくけど……間違って幼女になっても怒んないでね」
「どういう事よ!?」
突然の幼女化発言にプレシアは驚く。
「とりあえず方法なんだがな、特殊な回復魔法で身体を活性化させ死んだ細胞を甦らせて若返らせるんたが………」
この魔法なぁ………、
「何か問題があるの?」
「魔法の制御が物凄
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