参_冷徹上司
七話
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
食堂へ連れて行ってもらった。
よく考えると、本日初めての食事であった。
鬼灯は食事をしながら、現世のテレビを見ていた。CSにすると見ることができる、と教えてくれた。
「明日は今日よりは早く起きてくださいね」
食堂を出て去り際に、鬼灯が言った。
ミヤコは自分の部屋、いや物置部屋に戻りながら、今日一日のことを思い出していた。
まだ二日目なのに妙に気持ちが馴染んできている気がした。
そりゃあ、亡者が拷問を受ける数々の地獄は恐ろしいし、上司の鬼灯は掴みどころがないし、閻魔大王は近所のおじさんみたいだし。
でも、ここも悪くないかも知れない。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ