第二十一話
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事をしている場合じゃ………」
「いや。私は構わんさ。それより皆は他の車両の助太刀を………」
カツラはそう言う。
「……無理しないでカツラさんッ!!」
さて俺も戦うか。
「ハアァァァーーーッ!!」
すんごい気迫やなカスミは………。
「カスミ。この戦いが終わったら自分の気持ちに答えを出すつもりなんでしょう?だったら少しは飾り気があってもいいはずですわ」
エリカが一輪の花をカスミにあげる。
「ぁ〜悪いけど、カスミはカツラとマチスと合流してセキエイに戻れよ」
「え? どうしてですか?」
エリカが俺に聞いてくる。
「今頃、セキエイはルギアとホウオウが来てるはずやからな。エンテイ、ライコウ、スイクンを持っている三人はセキエイに戻るべきやからな」
「な、何で貴方がそれを………」
カスミが驚いてる。
「それより今は残党員達を前部に押し込めるで。おいアカネ。ミルタンクの”ころがる”で残党員達を前部車両に押し込め」
「はいよ。ミルたん、”ころがる”やッ!!」
ミルタンクの”ころがる”で残党員達を前部車両に押し込める。
「何人かはカスミ達と一緒にセキエイへ戻れ よ。多分、黒幕もおるしな」
「ショウさん、貴方は黒幕を知っているのですか?」
「え? 分からんのかエリカ? 後、ナツメ。俺を殺そうとしそうな殺気は止めてくれ」
さっきからナツメが睨んでいる。
まぁ理由はさっきの言葉やろな。
「犯人はこのリニアにいない人間や」
間違ってはないからな。
「………まさかッ!!」
戦ったエリカが驚いてる。
「……そうや。ほんならカスミ達はちゃっちゃとセキエイに戻りや」
「分かったわ」
カスミが頷いた。
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