暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
青い天馬の2人の新人
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
が・・・

「どうかしました?」

俺は尋ねてみた。

「星空の鍵を、もう1度読み返す!」

「何?」

「どういう事だ?」

「もしかしたら・・・」

ルーシィさんは予備で持ってきた星空の鍵のコピー本を出した。
そしてすぐに読んだ。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!」

「?」

「そうか・・・・・・ダメなんだ・・・・・・。」

「今、何て言った?」

エルザさんがそう言う。

「わかった、わかったのよ!集めてはダメって事だったのよ!!!」

「何?」

「どういうこった?」

ルーシィさんの言葉にエルザさんとグレイさんはそう言う。

「だから!それを集めてはならないって事だったの!!
 この本に込められたメッセージはそういう事だったの!!!」

「一体どういう事ですか?」

俺はルーシィさんに尋ねた。

「時計の部品・・・・・・集めちゃいけなかったの・・・。」

「それじゃあ・・・私達・・・」

「・・・逆の事をしていたって事ですか?」

ルーシィさんの言葉にミッシェルさんとウェンディがそう言う。

「エンジェルが行ってたのはそういう事?」

「私達を集めて来るのを待っていたのて・・・」

「その様ね・・・。あのイメージは警告だったのね。」

ハッピーとミントの言葉にシェルルが言う。

「あたし、読み説いたつもりで、調子に乗って・・・ごめんなさい!
 みんな・・・お父さん・・・ごめんなさい・・・。」

ルーシィさんは泣き、そう言う。俺達は何も言わなかった、いや言えなかった・・・。

「実に苦い結果になった様だね。」

「ですね・・・。」

一夜さんとシンさんがそこにいた。どうやら途中で話を聞いた様であった。

「苦すぎるわよ、きっとよくない事が起こる!だって・・・」

「あ〜あぁ、ルーシィの父ちゃん、やる事が廻りくどいんだよなぁ〜・・・。」

ナツさんがそう言ってきた。

「だよねぇ?アナグラムとか何とか、遠回りなんだよ・・・。」

「確かに〜。」

「少なくとも、誰かさんには、難し過ぎるわよね。」

ハッピー、ミント、シャルルがそう言う。

「集めるなって言ってくれりゃあ、そう言えばいいんだ。」

「考え過ぎて、知恵熱が出る者もいるな。」

グレイさん、エルザさんがそう言う。

「その熱で、俺の魔力パワーアップするかもよ!」

「じゃあクイズ合宿しようよ!」

「うははぁー!よし、燃えてきた!!!」

ナツさんとハッピーがそんな会話をする。

「・・・・・・ふふ。」

「おや?」

「ルーシィさん、笑ってます?」

ルーシィさんの表
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ