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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第318話】
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さんやら他の子が人海戦術使っても見つけられないのもおかしいもん」


 言ってから下を指差すと、一夏を探すシンデレラ軍団が舞踏会のセット周辺を隈無く探している姿が見えた。


「……わかりましたわ。 もし、何かあればわかりますし――」

「悪いな。 ……胸騒ぎが勘違いなら一番だが、な。 ……じゃあ、五分たって戻らなかったら楯無さんに連絡後、演劇は中止にしてもらって観客には避難してもらうように織斑先生に連絡よろしく」


 そう言い、梯子を滑り落ちて舞踏会エリアへ――と。


「ヒルト? どうしたのよ、そんな真剣な表情で――」

「鈴音? ……悪い、一夏が居なくなったから探しに行く。 皆にも言ったが、五分たって戻らなかったら楯無さんに連絡よろしく」

「ちょ、ちょっと――」


 鈴音の止める言葉を聞かず、一夏が消えた辺りのセットを調べると、確かにアリーナへと繋がる道があった。

 普段、第四アリーナはあまり使わないので知らなかったが……。


「……行くか」


 暗くなった――というか、赤い電灯がついてるだけの通路を俺は進んでいった――。
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