旧校舎のディアボロス
VS堕天使
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アスか。どうやら神父を倒してきたようだ。
松田と元浜も一緒にいるな。あいつらも参加していたんだ。
「部長これをもってきました。」
声のする方を向いてみると、白音がいた。
グレモリー眷属だから参加したのか。
白音ぐらいの実力なら、これぐらいなら楽勝だよな。
「ごきげんよう、堕天使レイナーレ。
私はリアス・グレモリーよ。以後お見知りおきを。短い間でしょうけど。」
「グレモリー一族の娘か。」
と睨みつけながら言い渡す、リアス。
「あ、そうそう。お前の仲間のミッテルト、カラワーナ、ドーナシークは俺が消したから。
羽も一つも残さずな。
と言うことで、松田と元浜、お前の彼女だったやつらは俺が殺したから。すまない。」
「ああ。」
「別に俺たちは気にしてねぇーよ。」
いいやつらだ。
少しは気にしてるのによ。顔に出てるぞ。
「消えてもらうわ。堕天使レイナーレ。」
声には殺意が入っている。
あたりまえだ。俺もキレてるからな。
「リュージくん!私を助けて!
この悪魔がわたー」
レイナーレの言葉は続かない。いや続けられなかった。
なぜなら、俺が奴の身体を滅竜魔法で消し飛ばしたから・・・。
「リアス、悪いな。我慢の限界だった。
あいつだけは俺がやらないと気が済まなかった。」
「え、ええ。別にかまわないわ。」
聖堂に淡い緑色の光が浮かぶ。
アーシアの神器だ。その神器をリアスが手に取った。
「この神器をあのシスターに返しましょうか。」
「はい」
兵頭の目から一筋の涙が流れ始めた・・・
「部長やみんなが手伝ってくれたのにアーシアを守ってやれませんでした。
「いいのよ。
あなたは悪魔としての経験が足りなかっただけ。誰もあなたを咎めやしない。」
「で、でも。おれ・・・」
「リュージ、これはなんだと思う。」
リアスはポケットから悪魔の駒を取り出した
・・・そういうことか。
リアス、いいやつだな。
「チェスの駒?」
「正しくは『僧侶の駒』ですわ。」
と朱乃が言う。
「『僧侶』の力は仲間の眷属をフォローすること。
この子の回復の力は『僧侶』として使えるわ。」
「部長まさか!!」
兵頭も気づいたらしい。
というか全員分かったらしいな。松田、元浜も。
「前代未聞だけどこのシスターを悪魔に転生させてみる。」
リアスは悪魔の駒(僧侶の駒)をアーシアの胸元に置いて・・・
「我、リアス・グレモリーの名において命ず。
汝、アーシア・アルジェントよ。
いま再び、この地に魂を帰還させし、我、下僕悪魔と成れ。
汝、我が『僧侶』として新たな生に歓喜せよ!!」
駒が紅く光
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