第一次総力戦
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ら味方は居なかった…
本当は強いのに、自らは強くはないと信じ、戦闘を避け続けてきたツケを今更支払わされている…それが現状のリュカという男だ!
「くっ…嫁も敵か!………オ、オルテガっち!一緒に戦ってくれるよね!?だってオルテガっちはゾーマを倒す為に、一人でここまで来たんだろ?だったら………」
最近出来た親友に、慌てて縋り付くが…
「すまんなリュカちん。俺もお前の戦いぶりを見てみたいんだ!一人の戦士として…」
「な………何で僕が……戦士じゃないし……普通、王様ってこう言う事しなくていい役職だよね?…何で僕が………」
「諦めてください…僕だって王子だけど、前線で戦ってますよ!」
「お前は自ら戦いに身を投じてるじゃんか!」
口を尖らせ、何時までも納得しない国王陛下。
「うっさいオッサンね!いい加減に諦めなさいよ…ゾーマちゃんが奥で待ってるわよ…さっさと行け!」
「オッサンじゃない!イケメンお兄…つか、マリーはお父さんと呼べ!もしくはパパ!」
「一人で行ってゾーマを倒してきたら元の呼び方に戻したげる……ほれ行けって!!」
仲間や家族等に無理矢理一人で戦いに行かされるリュカ…
ビアンカに両手で背中を押され、アルル・ティミーに剣で突かれ、他の者には言葉で追いやられ…
渋々、大魔王ゾーマの下へと歩を進める。
リュカの上にはレミーラの光源が付き纏い…少しずつラスボスの姿が見えてくる…
そして最終決戦へ………
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