stay night
10Ein K?nig und ein Subjekt
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ンジャーだ。
魔力の問題もあり、士郎と凛は下がるしかなくなった。
「わかってるわね!? セイバーの宝具は使わせちゃだめよ!」
「わかってる! でもこのままじゃ……」
士郎と凛は夕璃の隣に立ち、偶に来るアヴェンジャーを撃退する。
そしてその先では、ランサーとストライカーが共に遊撃していた。
「Es gibt roh kein im Punkt eines Aussehens」
ランサーはその素早い動きでアヴェンジャーを翻弄しながら、ストライカーも同じく翻弄しながら戦うがその速さは雷速。絶対に上だ。
「Der Tod lungert in Herzen irgendwo herum」
勿論二人の体力も無限にあるわけではない。
ランサーもルーンで強化しながら戦っているが、時間の問題だ。
ストライカーは速いため攻撃こそ当たらないものの、疲労はかなり蓄積されている。
「Deshalb existiert das Herz nicht in diesem K?rper」
遂にストライカーの攻撃が弾かれ、無防備になった。
「ストライカー!」
「ったく。甘すぎだ」
そして伸びてきた槍に貫かれたのは、ランサーだった。
「ランサー……」
「てめぇは夕璃のことが好きなんだろ? 思いを伝える前に死ぬっつーのは、ダメなんじゃねぇか? 生憎俺は魔力供給もねぇし、どうせそろそろ死んでたんだ。だから盾ぐらいにはなってやるさ」
ランサーはその状態で宝具に魔力を込める。
若干光になりかけているが、そんなことは気にしない。
「夕璃! 戦いはお預けだ! お前の夢を叶えた時に、俺はお前と決闘をする! それまで絶対――」
ジャンプをすると、槍を構える。
全力の本当の意味での死ぬ気の一撃。
「死ぬんじゃねぇぞ! 突き穿つ死翔の槍!」
放たれた槍の一撃は前方の英霊を丸ごと吹き飛ばし、同時にランサーは光となって消えていった。
「ランサー、お前の意思は受け継いだよ」
夕璃はしっかりと前を見る。
そして右腕を前に向けた。
「?nderung in jenen, die ein Leben spielen」
決戦の舞台が、地獄と言う名の厄災に包まれた。
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