stay night
09?ffnung
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てきて」
「わかったよルー」
そう言うと、夕璃はギルガメッシュと共に姿を消した。
綺礼はその姿を見届けると、ランサーを見た。
「ランサー。悪いが令呪を使う前に言わせてもらう。最後にマスターとして、お前と戦わせてくれ」
「へいへい。まったく最後までその言葉を言わないのか」
ランサーが綺礼の隣に立つ。
「圧倒的不利だが、やれるな?」
「てめぇ、俺を誰だと思ってやがる。光の皇子クー・フーリンだぞ!」
ランサーはそのままセイバーとアーチャーに突撃していく。
綺礼の前には士郎と凛。そしてストライカーが立つ。
「こちらも始めさせてもらおう」
令呪が光ると、綺礼は一瞬で士郎の前に移動した。
「はぁ!」
「ダメ」
ストライカーの槍がその一撃を防ぐ。
「なるほど。だが」
「!?」
ストライカーはそのまま教会の外まで吹き飛ばされた。
「ストライカー!?」
「余所見をしている場合か」
蹴りが士郎に入り、士郎の体は椅子に激突した。
「そら!」
ランサーの槍がアーチャーの盾を破壊し、ランサーは懐に入り込んだ。
「刺し穿つ死棘の槍!」
放たれた一撃がアーチャーの心臓に向かっていくが、それをセイバーが防いだ。
「はぁ!」
「負けられるかよ!」
槍を素早く戻したランサーはセイバーの一撃を防ぎ、後から来たアーチャーの二連撃も防いだ。
「令呪をもって命ずる。全力の一撃を放て!」
「突き穿つ死翔の槍!」
更にその上にルーン文字を描く。
「焼き尽くせ……焦し穿つ死翔の槍!」
炎と共に大量の棘をまき散らしながらセイバーとアーチャーを吹き飛ばした。
「なおも令呪を持って命ずる。全力を持って敵を殲滅せよ!」
別の文字が描かれ、ランサーの体が赤く発光する。
「本来なら使わねぇが、全てのステータスを上げた。オールA程度はあるはずだぜ」
「ならば行け。全力を見せてみろ」
最強のペアとなったランサーと綺礼によって、士郎達は追い込まれていった。
「孫馬鹿からの贈り物」
一瞬にして、景色が変わる。
あるのは白く輝く太陽と、業火に身を包み込んだストライカーの姿。
「これが本当」
ストライカーが黒炎司る死聖槍を構える。
瞬間、ランサーの目の前にストライカーが現れた。
「ちっ!」
槍でストライカーの攻撃を弾くが、ストライカーの蹴りでランサーは遠くまで吹き飛ばされた。
「全ステータスΩ……。神霊そのものですって……?」
全力のストライカーに対し、綺礼は冷や汗を流しながらも動かなかった。
「ランサー。その程度でやられる男ではないだろう?」
「当たり前だ!」
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