stay night
07Der Verb?ndete der Gerechtigkeit
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ジェットエンジンをつけて突撃した夕璃はアーチャーの夫婦剣を完全に破壊し、そのままアリストテレスを構えた。
「夢幻一式」
銃弾の様な速さで放たれたアリストテレスはそのままアーチャーを切り裂き、腹の存在そのものを消した。
「なっ!?」
「夢幻二式」
そこから上に切り上げ、十字に切り裂く。
「夢幻三式」
そして十字の中心を突き刺した。
ぐったりとしたアーチャーが夕璃に倒れ掛かる。
「見事といいたいが、まだまだ甘いな」
そう言うと、固有結界が解けた。
「痛た……。怪我が、ない?」
「夕璃、これは一体どういうこと?」
二人が起き上がると同時に、凜がアーチャーに抱き付きセイバーが士郎に駆け寄った。
「正義の味方じゃなくて、家族の味方を目指した方が士郎さんらしいよ」
「お前、まさかそれを伝えようとして?」
「俺がそんなお人よしに見えますか?」
それだけ言うと、ストライカーを呼んで夕璃は歩き出した。
「マスター、よかった」
「ストライカーも無事でよかったよ。キャスターは倒したし、後残っているのはバーサーカー、ライダー、ランサー、セイバー、アーチャー、アサシン」
「アサシンは、キャスターがマスターだった。キャスターが死んで、アサシンも消えた」
「出番なし? 可哀そう」
夕璃はそう言うと、ストライカーの頭を撫でた。
「後5人。早く倒して聖杯の汚れを破壊しないと」
その呟きは、天に消えていった。
家に戻ってから夕璃はすぐに夕食の支度をするが、ふと止まった。
「ストライカー、感じた?」
「うん。サーヴァント」
家の前にサーヴァントがいる。
気づいた夕璃は警戒を強めた。
「おい小僧。殺しあおうぜ」
青い全身タイツの男、ランサーがそこに立っていた。
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