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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第317話】
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いに柔らかな唇の感触で目が見開く。
事故とはいえ、舞台上でキスをしたことによって、若干テンパるのだが、他の観客からの死角になってるのだけが唯一の救いだろう。
少しの間、セシリアの唇を堪能するとそのままセシリアを少し引き離し――。
「……じ、事故だったが、これで良いだろ?」
「……ええ。 うふふ……やっぱり、貴方と交わす口づけは良いですわね……♪ ……ヒルトさん、ここからはわたくしが援護致しますから誰にもその王冠を渡さないでくださいね?」
そう言ってセシリアは立ち上がるとスカートのシワを直し、立て掛けた狙撃銃を構えるとセットの屋上へと登る梯子に足をかけた。
「……覗かないでくださいね?」
「ば、バカ! 覗かないでって!」
「……覗いてもいいですのに……」
「ど、どっちなんだよ!」
「お、乙女心は複雑なのですわ! ……では、他の人に取られないように援護致しますので」
柔らかな笑みを浮かべ、梯子を登るセシリア――俺はテラスから飛び降りると、また舞台へと戻っていった――。
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