暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
それから
書類が妙にテカテカした生足生やして分速二百メートルで追いかけてくる
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ぜそんな言葉を知っている。

「「死なす〜!」」

男が言うと果てしなく気持ち悪いね!
あかね色○染まる坂、PSPだけどプレイしたよ!途中までだし、なくしちゃったけどね!
パズルくそめんどかった!

「「素晴らしい動体視力と反射神経で靴をすかさずプッシュ」!」
「なにそれ知らない!「心臓の音が聞こえる」」
「「ルートヴィヒ・ヴァン・ベート○ヴェン」!」
「住んでる世界が違うのになんで実在する人物の名前言ってるんだよ!?もう終了!」

いい加減にいろいろと疲れた!

「もーしょうがないな、りゅーにいは」

このセリフ、美愛が言ったら多分顔の輪郭がわからなくなるまで殴りそう。
フェイトとヴィヴィオは可愛いで済むけど、ほかは見ないふりだな。

「理屈で本能抑えてバスケできるほど大人じゃねーよってやつだね!」
「それも何か違うぞ」

そしてオレは青いガングロは嫌い。
アイツのキャラソンだけは最近になるまで聞けなかった。
別に諏○部は嫌いじゃないんだ・・・ただガングロが嫌いなだけなんだ!

「・・・えと、そろそろいい?」
「てか何お前ら。馬鹿なの?死ぬの?」
「ちょっと夏希、直球すぎ!?」

ドアの前に立つアリシアと夏希。
アリシアは心底困った顔、夏希はゴミクズを見るような目。
一瞬で状況を理解したオレは最善の選択を・・・!

「最近二人共仲いいよな」

するように見せかけて話をそらした。

「いないなーと思って六課歩いていると大抵一緒にいるし、飯食ってる時さりげなく視線向けてるととなりが向かいに座ってるし、名前呼びだし」
「陽龍、セリフが軽くストーカーじみてるよ?」

アリシア、きっとそれは気のせいだ。

「そんなわけでヴィヴィオは頼んだ。オレはやてのとこ行かないと」
「さりげなく被害を最小限にするその動き、流石陽龍」

お前らなんか最近美愛に教えてもらった言葉を異様に使ってくるヴィヴィオの扱いに困ってしまえ!


「とまあ、勢いで部隊長室(ここ)まできたんだけど・・・」

扉の前でオレは立ち往生していた。
いつもならすぐに突入して書類蹴っ飛ばしながら「絶望したァ!」って叫んでやるのに、今は扉の前で頭抱えて「絶望したァ!」って叫ぶのが限界だった。
いや、後者はしたことないけど。
一回やってマジ泣きされてからは処理済みの書類にコーヒーとオムライスぶちまけて「てへぺろりんちょ☆」って言ったけど。
それ以来一ヶ月くらい半径二十メートル以内に入ってくるなと言われたが。
あれぞホントの激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム。
そんな現実逃避をしたくなるような現実が扉の向こうにあるわけで・・・。

「うぅ、書類・・・書類が妙にテカテカした生足生やし
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