それから
書類が妙にテカテカした生足生やして分速二百メートルで追いかけてくる
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
冬弥と別れてから少し。
オレはフォワードやなのはたちのいる訓練場についていた。
そこでは魔王による地獄の訓練(肉体言語でオハナシなの☆)が行われていた。
「あ、おにぃ発見。なのはー、おにぃが訓練(肉体言語でオハナシなの☆)したそうな目で見てるよー」
「兄妹揃って()の中が失礼なの!・・・だよ!」
「「なのだよ?ねえねえなのは、今なのだよって言った?」」
「本当に兄妹揃って仲いいよね!あと訓練の邪魔するなら・・・わかるよ、ね?」
「さって、オレは必要無さそうだからヴィヴィオと遊んでこよーっと。あ、美愛が訓練に参加したいって」
「さって、そろそろメカニックに戻ろっかな。あ、慎吾が身体動かしたいって」
「さって、陽龍くんはストップかかってるから美愛ちゃん、訓練手伝ってくれないかな?かな?」
「いやぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁああぁぁ!!」
美愛の悲鳴を聞きながらオレは一度も振り返らずにヴィヴィオの待つ部屋へと急いだ。
「そんなわけでヴィヴィオ、なにしたい?」
予定より早く着いたオレは何をするのか一切決めていなかったので判断を任せる。
「んと、しりとりボール!」
「・・・ごめん、なにそれ」
「りゅーにい、知らないの?キャッチボールしながらしりとりするの!ボールをキャッチしても、しりとりできなかったらバツゲーム!」
ヴィヴィオが考えたにしては割としっかりしている設定。
そしてちゃっかり入れられた罰ゲームの存在。
どこかで聞いた・・・いや、見たことのあるような謎のキャッチボール。
間違いない。
「これヴィヴィオに教えたの、アリシアだろ」
普通なら美愛と考えるかもしれないが、アイツならこんな面倒なことはしない。
たぶんただのしりとりじゃなくて名言、または迷言限定のしりとりとかにするはず。
故に、最初に言いだしたのは美愛かもしれないが、最終的な設定を決めてヴィヴィオに教えたのはアリシアってわけだ。
「りゅーにい凄い!宇宙人?未来人?異世界人?超能力者?」
「どれも違うし割と危険だぞ、それ」
「よくわかんないー♪じゃ、いざジンジョーに」
「「勝負!」」
「レディーファーストだ、ヴィヴィオ、先にいいぞ」
何時の間にか用意されていたヴィヴィオにも簡単に投げたりできる柔らかいビーチボールを渡す。
「ふっふっふ、歩が三つ?そのヨユーもいつまでもつかな?いっきゅーめ、「奇行種だ!」」
まさかの進撃○巨人だった!
「結局迷言かよ!でもオレは普通に返す!「台紙」!」
「「? 死体がどうやって喋るの?」」
「それ子供が言っちゃいけないやつ!「能ある鷹は爪を隠す!」なんか違う気もするけど!」
「す・・・「スエゼン食わぬは男のハジ」?」
な
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ