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東方徐々伝
ウィル A ツェペリ編
半ば
戦闘の前触れ

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昨日は泊めてもらったうえに料理まで頂いてしまった。

ツェペリ(今後も泊めてもらうかもしれないし事前に言っておこう。)

ツェペリ「慧音さん、また泊めてもらうかもしれないがいいかね?」

慧音「ええ、部屋はありますしいいですよ別に。」

ツェペリ「ありがとう、その時は頼むよ。」

慧音「はい、何時で歓迎します。」

そう言うとツェペリは去って行った。

ツェペリ(次は阿求という人に会いにいけばいいんだな。さて、何処に居るのやら???)

ツェペリ(手当たり次第に探すとするか。)

???「おい店長。」

ツェペリ(店の中から声がするな、もめ事か?)

ツェペリは店を覗く。すると若い男が店の物に愚痴をとばしていた。

不良「この店の物には汚れがついてるのかよ、これを買おうと思ったら汚れてるしよ!!」

店長「払って頂いたお金は返しますから、それで許して下さい。」

不良「じゃあ、金を二倍にして返せ。そしたら許してやる。」

店長「それだけは止めて下さいお願いします。」

不良「ふざけたことぬかしてんじゃねーよ!!」

店長「ひぃ!!」

ツェペリ(いかん、これは助けねば。)

ツェペリが行こうとした瞬間だった。一人の少女が立ち上がり不良の元へ行く。

???「やめなさい!店長に悪気はないのよ、お金を返してもらい帰りなさい!」

不良「ガキが何のようだ?女だからって容赦はしねーぞ!!」

店長「阿求さん!いいです、私は大丈夫ですから。」

不良「阿求?あの阿求か?おもしれぇ、貴族だからって調子にのるなよ!!」

不良は拳を阿求の顔にめがけて振るう、その時。

ガシ

不良「!?」

うでが掴まれた。

不良「誰だてめー!!」

ツェペリ「私はツェペリ男爵、やるなら私が外で相手しよう。」

不良「上等だ、受けてたつぜ。」

両者外に出る。野次馬がどんどん来る。

ツェペリはワインとグラスを用意して飲む。

不良「おっさん、舐めてんじゃねーぞ!!」

こうして戦闘が始まった。

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