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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0567話
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で最強の念動力者である俺の念動力がこれでもかといわんばかりに込められているのだ。それも、T-LINKシステム……いや、T-LINKフレームにより増幅された上で。
 指先だけでニーズヘッグを越える程の大きさを誇る右腕は、次の瞬間には暴発するかの如く粉微塵に砕け、その破片を異空間へと巻き散らかす。

『ぬぅ』

 自分の腕が砕け散るとは思いも寄らなかったのだろう。その一言と共に動きを止めるダークブレイン。
 その瞬間、T-LINKシステムを通して一瞬だけ感じたのは疑念。それは恐らく全能にして万能である筈の自分がたった1人の人間である俺を仕留めきれない為に生まれたのであろう疑念。
 つまり……ここが勝負の分かれ目!

「T-LINKシステム、フルコンタクト! ファントムッ!」

 T-LINKシステムを通して、先程周囲へと射出しておいたファントムを動かし、まずはダークブレインの一番近くにあった6機のファントムがビームブレードを展開してダークブレインの頭脳へと向かって突き進んでいく。
 本来なら、その剥き出しの頭脳は何をどうやったとしてもファントム程度の大きさでダメージを与えられるものではないだろう。だが使われている機体が念動力という能力を極限まで活かした機体である事。そして、そのパイロットがOGsの世界で最高の念動力者である俺であるという事。この2つが重なった結果、その常識は覆った。
 目に捉える事が出来無い程の速度で放たれた6機のファントムは、ダークブレインの剥き出しの脳みそを覆っているであろうフィールドらしきものを貫通してその獰猛な牙を突き立てる。そんな牙が6機、脳みその部分を斬り裂き、抉り、破壊する。

『むうっ!』

 ダークブレインから思わず漏れるその声を聞きながら、機体の状況を素早くチェック。よし、問題無い。

「加速!」

 精神コマンドの加速を使い、同時にヒュドラのスラスターも展開させつつダークブレインの体を伝うようにしてその巨体を駆け上がり、脳みそへと向かう。ツイン・ドライブと加速の効果で数秒と経たずにダークブレインの頭部へ到着した俺が見たのは、好き放題に脳みそを抉っては、それが再生されていくという光景だった。
 その時になると既に他のファントムも脳みそを抉りに掛かっており、48機全てのファントムがダークブレインの頭部の中で暴れ回っている。
 体の内側から蝕まれる感触。それがどれ程の激痛をもたらすのかは分からないが、それでもダークブレインは外から見たところでは特に影響も無いように周囲を見回していた。恐らく見失った俺の姿を探しているのだろう。だが……事ここに至っては、既に何をするにも遅い!

「T-LINKシステム、フルコンタクト! 時流エンジン、ブラックホールエンジン、トロニウム・エンジン、フルド
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