第十一話
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ここで説明しておこう。
アザゼルさんはここ、駒王学園の教師になった。そしてオカルト研究部の顧問になったらしい。
以上、説明終わり。
「おい、何だか今俺の扱いがぞんざいになっている気配がしたんだが?」
「何言ってんですか、気のせいですよ。年のせいで頭が鈍っちゃいましたか?」
「バカ言うな、俺は頭はいかれてねぇよ」
さて、アザゼルさんいじりはここまでにして。
「それで?俺たちに拒否権は「ありません」ですよねぇ〜……」
まあ、サーゼクスさんやセラフォルーさんが絡んでる時点で拒否権はないのはわかってたよ。
「わかりました……それと俺たちって事は俺の家の同居人全員ですか?」
「いえ、代表として何人かは来ていただく事になります……ただヴァーリさんとイッセー君は絶対だそうです」
「?何で?」
「何でも……上層部の方々がうるさいのだとか……」
なるほどね……あの上層部か……。
「はぁ……俺、あいつらと会いたくないんだけど……」
「?会ったことあるのですか?」
「あるも何も……上層部の奴らも俺を認めなかった奴らでな」
「認めなかった?ああ、世界終末の日の時の事だな」
匙がわかったように口を開く。
「その通り。まあ、コカビエルの時の事で一応は認めてもらえたんだが……あいつら今でも俺の事、気にくわない人間だとか思ってんだろうな……」
正直言って行きたくはない。しかし行かなかったらソーナ会長に迷惑がかかるしな。
「わかったよ、俺たちも向かう。日時は?」
「3日後です。3日後に駅まで来てください」
「わかった。3日後だな」
そして俺たちの冥界行きが決定した。
「さて……冥界に行くのはいいとして……メンバーだよな……」
俺とヴァーリは確定として……それでいてこの家にも守るための戦力は残しとかないといけないしな。
「イッセーちん……」
「ん?どうした、黒歌?入ってこいよ」
「わかったにゃ……」
そうして入ってきた黒歌の顔は優れない。何かあるのだろうか?
「イッセー……冥界に行くって本当?」
「あ、ああ……本当だけど……それがどうしたんだ?」
「私も連れていって欲しいにゃ……」
「いや、でも……」
さて、ここで補足情報を入れておこう。
黒歌は冥界が指定したSS級はぐれ悪魔である。
つまり冥界に入ればどうなるか。一瞬で捕まり死刑は止むおえないだろう。
「それでも行きたいのにゃ……」
「黒歌……」
一体何がそこまでさせるのかわからないけど……まあ、引かないだろうしな。
「わかった、じゃあもう一人は……ルフェイだな。こっちに置い
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