終わる、そして、始まる。
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もしばらくは平和になるわい。もちろんウェンディ達も歓迎しよう」
エルザに呼ばれ、マカロフは優しい笑みを浮かべた。
「ルーちゃんおかえり〜!」
「よく無事だったな」
「だんだんルーシィが遠い人に・・・」
「レビィちゃん!」
帰ってきたルーシィに、親友のレビィが駆け寄る。
自分達より所属は遅いはずなのにバラム同盟の一角を担う闇ギルドを潰すという大事をやってのけたルーシィに、ジェットとドロイは呟いた。
「ルーちゃーーーーん!」
「きゃっ、もお、大げさなんだからぁ」
目に涙を浮かべながら、レビィはルーシィに抱き着く。
大げさだと言いながらもルーシィはレビィを受け止め、嬉しそうに笑う。
「よぉミラ、帰ってきたぞ」
「おかえりアルカ。無事でよかった!」
「うおっ」
軽い調子で声を掛けてきたアルカに、ミラは嬉しさ全開の笑顔で抱き着く。
一瞬戸惑いながらもアルカは微笑み、その銀髪を撫でた。
「ジュビア・・・心配で心配で目から大雨が・・・」
「グレイ止めろ!」
「溺れる!」
「何でオレが・・・!」
ジュビアの嬉し涙が洪水のように流れる。
それにグレイとマックス、ウォーレンは巻き込まれていた。
これを止められるのはグレイだけだと思うのだが・・・どうやらジュビアの想いには気づいていないようだ。
「姉さんおかえり」
「あら、クロス。ただいま」
「無事でよかったよ姉さん!それにその服も似合ってる!ああ、こんな完璧な姉がいるなんて、俺はこんなに幸せでいいんだろうか!」
「落ち着けクロス」
キラキラと瞳を輝かせるクロスを正気に戻そうとスバルが肩を揺する。
が、そう簡単に正気に戻らないのがクロスであり。
祈るように手を組み、キラキラオーラを纏いながらクロスはしばらくの間そのままだった。
「凄いねウェンディちゃん!」
「うん!」
表すなら、わーわーがやがや。
その言葉通りの様子のギルドを嬉しそうに見回しながら、ウェンディとココロは瞳を輝かせた。
勿論、クロスとは違った意味で、である。
「それでねそれでね!何か“だゾ”って言う羽を着た人とルーシィが戦って、“ウオノメトッター”って勝ったんだよ!」
「ウオノメトッタ?」
「何だそれは」
「・・・それもしかして、“ウラノ・メトリア”?」
「あ、それだ」
エンジェルとの戦いの事を話すルーだが、その内容は支離滅裂。
意味の解らない言葉にヒルダとライアーが首を傾げ、魔法に詳しいサルディアによって訂正された。
「んでよォ、ヘビが空飛んで・・・」
「ヘビが空なんか飛ぶかよ!漢じゃあるめーし」
「漢?」
「関係ないと思うぞ」
ナツの話すキュベリオスについてエルフマンは的外れに「漢」を使い、ヴィーテルシ
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