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転生者が赤龍帝!?
旧校舎のディアボロス
悪魔の集会
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いい悪いって問題じゃないだろうな。本人たちは。

「運がなかったって!」

不意に兵頭が疑問を浮かべたようだ。その疑問をリアスが解く。

「あの日、あなたたちは彼女とデートして、最後にあの公園で光の槍で殺されたのよ」

「でも、俺たち生きているッスよ!だいたい、何で俺が狙われるんだよ!」

「そうですよ。何で俺たちが。」

「殺されないといけないんだよ!!」

上から順に兵頭、元浜、松田と続く。

「彼女があなたたちに近づいた理由は物騒なモノが付いているかいないか調査する為だったの。きっと反応が曖昧だったんでしょうね。だから時間をかけてゆっくりと調べた。そして、確定した。あなたが神器セイクリッド・ギアを身に宿す存在だと―――」

神器セイクリッド・ギア―――。俺たちも持っている物・・・・・。

「神器セイクリッド・ギアとは、特定の人間のみに宿る、規格外の力。
例えば、歴史上に残る人物の多くがその神器セイクリッド・ギア所有者だと言われているんだ。
神器セイクリッド・ギアの力で歴史に名を残した。」

「現在でも身体に神器セイクリッド・ギアを宿す人々はいますのよ。世界的活躍する方々がいらっしゃるでしょう?あの方々の多くも身体に神器セイクリッド・ギアを有しているのです。」

「大半は人間社会規模でしか機能しないものばかり。ところが、中には私たち悪魔や堕天使の存在を脅かすほどの力を持った神器セイクリッド・ギアがあるの。三人とも手を翳してちょうだい」

木場に続き朱乃、リアスの順で神器セイクリッド・ギアの事を説明すると三人とも言われた通りに手を上に翳した。

「龍司、康太、欠流、三人とも自分が一番強いものを心の中で思い浮かべてちょうだい。」

「俺はドラグ・ソボールの空孫悟かな?」

といい兵頭からやりはじめた。

「ゆっくりと腕を下げて、その場で立ち上がって」

リアスの指示に従って動く。
さて、神器セイクリッド・ギアはドライグが言ってた通りの神器かな?

「そして、その人物の一番強く見える姿を真似るの。強くよ?軽くじゃダメ。ほら、早くなさい。」

うわー、なにあれ、一人で変なポーズして恥ずかしいだろうな。ははは!
あとの二人も何かしらやるんだろ?面白いな。

「ドラゴン波!」

開いた両手を上下に合わせて前へ突き出す格好のまま、声を張り上げる兵頭。
本当にやりやがった。
この年であのポーズは恥ずかしいだろうな。

「さあ、目を開けて。この魔力漂う空間でなら、神器セイクリッド・ギアもこれで容易に発現するはず。」

リアスがそう言うと兵頭は目を開けたその瞬間、左腕が光り出した。光は次第に形を成していき、左腕を覆っていく。俺が初めて神器を発動させた時と似ている。そし
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