第一部 vs.まもの!
第6話 きせき?
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しれません。サディーヤさんが待っています」
「え、ええ……」
三人は取れるだけの葉を、両手に摘み取った。
「ウェルド、ラフメルの葉はあなた一人で取ってきた事にした方がいいでしょう」
ジェシカたちと合流した広場に行ってみたが、あの三人は戻ってきていなかった。エレアノールが提案する。
「へっ? 何で?」
「みなさんはあなたを誤解しています。それを解くためにも、そうした方がよいでしょう。構いませんね、ノエル」
「ま、待ってくれよ! 誤解とか俺別に、そんなのどうだっていいし――ノエルにも悪いだろ」
「あたしは別に――」
「いいっていいって。変に賞賛されて、今後好きなように行動しにくくなっちまったら本末転倒だからな。でも、感謝するぜ、気ぃ遣ってくれた事」
何となく照れくさくなり、ウェルドは時の行路図を広げた。
「か、帰ろうぜ……」
「ええ」
エレアノールがつぶらな瞳で微笑んだ。
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