悲しみを背負うには
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の毛は巻き直したのか綺麗にカールしていた。
が、どうやら怒りは綺麗に消え去ったようで、ウェンディとココロを見るなり口を開く。
「そういえばアンタ達、化猫の宿っていつからギルド連盟に加入してたの?私、はっきり言ってこの作戦が始まるまで名前すら聞いた事なかったんだけど」
「そういえばあたしも」
「私もですわ」
ティアの言葉に同意するようにルーシィとシェリーが頷く。
「そうなんですか?」
「うわ・・・ウチのギルド、本当に無名なんですね」
それを聞いた2人は顔を見合わせ、苦笑いを浮かべた。
胸元にリボンの付いた服を着ているシャルルが腰(?)に手を当て口を開く。
「どーでもいいけど、みんな待ってるわよ」
「妖精の尻尾、青い天馬、蛇姫の鱗、そしてウェンディとシャルル、アラン、ココロ」
集落の中央。
そこに連合軍全員と化猫の宿の全員は集合していた。
「よくぞ六魔将軍を倒し、ニルヴァーナを止めてくれた。地方ギルド連盟を代表してこのローバウルが礼を言う。ありがとう、なぶらありがとう」
深く礼の言葉を述べるローバウル。
「どういたしまして!マスターローバウル!六魔将軍との激闘に次ぐ激闘!楽な戦いではありませんでしたがっ!仲間との絆が我々を勝利に導いたのです!」
「「「さすが先生!」」」
よく解らないポーズを決めながら叫んだのは一夜だ。
それに続くようにトライメンズもポーズをとる。
「ちゃっかりおいしいトコ持っていきやがって」
「アイツ、誰かと戦ってたっけ?」
「なー、オレさ。エルザ探してる時に随分遠くの木に引っかかってる一夜見たぞ」
それを見たグレイとルーシィは首を傾げ、アルカは今更ながらの目撃情報を口にする。
因みに男性陣もギルド生産の服を着ていた。
一夜とトライメンズは変わらずスーツだが。
「終わりましたのね」
「お前達もよくやったな」
「ジュラさん」
蛇姫の鱗の3人はお互いに労いの言葉をかけ合う。
さて、激闘が終わりお礼の言葉をもらい。
この流れで次に来るものは――――――
「この流れは宴だろー!」
「あいさー!」
「宴だー!」
そう、宴だ。
ナツとハッピー、ルーが拳を突き上げ超え高々に宣言する。
そして、どこから持ってきたのかニンジンを持った一夜が口を開く。
「一夜が」
「「「一夜が!?」」」
「活躍」
「「「活躍!」」」
「それ」
「「「ワッショイワッショイワッショイワッショイ!」」」
一夜の言葉に続くよ
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