スーパーロボット大戦OG外伝
0565話
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「ばっ、洒落になんねえぞあいつ!?」
ソードブレイカーをダークブレインの尾であっさりと吹き飛ばされたムウが思わず叫ぶ。ムウ以外にもオウカやスレイ、イザークもまた言葉には出さないが驚愕の表情を浮かべていた。
ちっ、このままだと気後れてしまうか。
「一応、向こうは今まで幾つもの世界を滅ぼしてきた相手なんだから、これしきの事でどうにか出来るとは思っていない。……エキドナ、ムラタ! お前達2人の特機で道を切り開け。ダークブレインの血でその刀身を染めろ!」
「了解しました」
「承知! ……これ程の強者と戦えるとは、シャドウミラーに所属して良かったと身に染みている」
エキドナが短く返事をし、ムラタはダークブレインという敵を目にしても尚、その顔には獰猛な笑みが浮かんでいた。
「行け! ダークブレインだけじゃない、ヒリュウ改やハガネの連中にもシャドウミラーの実力を見せつけてやれ!」
その声と共に、ヴァイサーガとトリニティゲインは共に五大剣を構えながらダークブレインへと突っ込んでいく。
「全機、あの2機を援護しろ! ダークブレインの好きにさせるな!」
俺の命令に従い、シャドウミラー隊の者達はダークブレインへと向けて途切れる事無く射撃を開始する。先程の一発のような威力が高いものではなく、あくまでもダークブレインの攻撃を阻害する為の連射性能を重視した攻撃。俺もまた、ヒュドラの先端に付いている合計18門のビーム砲で牽制する。
『シャドウミラー隊に負けるな! ダイゼンガー、グルンガスト系列機、虎龍王、Gコンパチブルカイザー、エクサランス・ライトニング、SRXの特機組はシャドウミラーに続け。それ以外の機体は遠距離からの援護攻撃を!』
「承知! 我が斬艦刀は悪を断つ剣なり。世界を滅ぼす巨悪を絶つ!」
ゼンガーが吠え、他の機体も同様に頷くとダークブレインへと向かって間合いを詰めていく。
「つまらない物ですがこれもどうぞっと。……アルフィちゃんも私に続いてね」
「了解ですの。彼の者が存在する限りは私達も安心して暮らせませんので、ここで消えて貰いますの」
エクセレンとアルフィミィの言葉に続くように、ヒリュウ改やハガネの部隊からも大量の射撃が途切れる事無くダークブレインへと叩きつけられる。
「おやおや、これでは私もまた参加せざるを得ませんね」
シュウもまた呟きを残し、次の瞬間にはワームホールによる転移でダークブレインのすぐ真上へと姿を現してグランワームソードで斬りかかっていく。
『無駄な事を。静寂なる闇黒の世界へと還るがいい』
その言葉と共に両腕から出したエネルギーで空間へと穴を開け、同時にその空間へ向けてエネルギーを送り込む。
「全機、気を付けろ。最初にジガンスクード・ド
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ