第九話
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」
「許さないからなんですか。英雄といえど所詮は人間です。オーフィスの蛇の力で強くなった私に勝てるとでも思ってるんですか!」
「─────勝てるさ」
俺は一瞬でカテレアの後ろまで移動する。
「っ!ちいっ!!」
カテレアは瞬間で避けて、俺から離れる。
「どうした?私に勝てるとでも思ってるんですか、なんだろ?息が上がってるぞ?」
「おい、イッセー。俺も混ぜろ。俺もちょっとばかりムカついてな」
そう言うと、アザゼルさんは懐から金色の短剣を取り出す。
あれって……何だ?
「禁手!」
そうアザゼルが叫ぶと、包んでいきそして……次の瞬間にアザゼルの体に鎧が出現していた。
金色の眩い輝き、まるでドラゴンのような形状の鎧、そして黄金の鎧から生える12枚の漆黒の翼。
これは……強さが計り知れない。
これが堕天使の長……アザゼルの真の力だな。
俺でも無傷では済まないだろう。
「こいつは人工神器の疑似禁手状態堕天龍の鎧。常に神器をバースト状態にし、禁手化の力を再現したってわけだ」
バースト状態って事は……この状態を解けばこの人工神器とやらは砕けるって事か。
また、アザゼルさんはとんでもない物を開発したんだな。
「それじゃあ、行くか?イッセー」
アザゼルさんは俺に顔を向け肩に光の槍を乗せる。
「あぁ、行くぜ……!」
俺は一瞬でカテレアの後ろに回り込む。
「なっ!?早い!」
「吹き飛べ!!」
俺は右腕でカテレアの背中を上へ殴り飛ばす。
「がっは!!」
カテレアは血を吐きながら上へと飛ばされる、その先には光の槍を肩に乗せたアザゼルさんが居た。
「ほらっよっと!!」
アザゼルさんは光の槍をカテレアに振り下ろしカテレアの左腕を切り落とす。カテレアは左腕を切り落とされ悲鳴を上げていた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
斬られた左腕の付け根を回復させるが
「回復させると思うか?」
俺は今度はカテレアの前に現れまた上へ殴り飛ばすと、俺は小型バズーカを再び展開しアザゼルさんも光の槍を更に巨大化させる
「そんな!私が!?真の魔王である私が!人間と堕天使如きに!?」
「構築・展開・発動……マテリアルアクト……」
カテレアは俺とアザゼルを見ながら言う、すると一誠とアザゼルはカテレアに返事を返す。
「人間を」
「堕天使を」
「「舐めるなよ!!」」
「FAUXECLAIR!!!」
アザゼルさんの光の槍がカテレアの胴体
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