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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0564話
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と一緒にいるとトラブルに巻き込まれるな」
「ふんっ、ムウの言う通りに進化して成長をし続けると言うのなら、そうなる前に再生不可能になる程の攻撃を叩き込めばいいだけだろう! 弱気になるな!」

 ムウがぼやくように告げ、それを聞いたイザークがダークブレインの言葉を聞き、弱気になっていた者達へと活を入れた。

「……そうだな。今の者の言う通りだろう。我等の覇気と奴の進化。そのどちらが先に限界を向かえるのかを試してみるのも一興」
「兄さん! 兄さんは病気が!」
「フォルカよ、それでも私は修羅なのだ。このような時にいらぬ気遣いは無用!」

 マルディクトがアルティスの戦意を感じ取ったかのように全身を炎で包み込む。

「急激な進化の先にあるものは……自滅だ」
「そうだ。だが我等の手でそれを早めることが出来るかどうかが問題だな」

 レーツェルの言葉にギリアムが同意し。

「ここでグダグダ言っててもしょうがねえ! これだけの戦力が揃っているんだ。奴を倒せない筈がないだろ!」

 コウタが自らに気合いを入れるべくそう叫ぶ。

『肉体に縛られた知的生命体達よ、次元の狭間を垣間見るがいい。そして、お前達の魂は我が開明脳に封入されるのだ』

 その言葉と共に、ダークブレインが動き出す。150mを越えるその巨体は、それだけで圧倒的な武器だ。だが……

『レフィーナ艦長、ラミアス艦長、タイミングを……5、4、3、2、1……トロニウム・バスターキャノン……撃てぇっ!』
『艦首超重力衝撃砲……発射!』
『連装衝撃砲……撃て!』

 2隻のスペースノア級とヒリュウ改。それぞれの主砲が一斉に発射される。
 トロニウム・バスターキャノンがハガネの艦首モジュールから放たれ、オレンジ色の重金属粒子砲がダークブレインへと直撃する。同時に、ヒリュウ改から放たれた巨大な重力波砲がダークブレインを飲み込み、最後にシロガネの連装衝撃砲が次々に着弾する。

「おいおい、これはもしかしてもうやったんじゃないか?」

 リュウセイのR-1から呆然とした呟きが聞こえて来るが……

「むっ、リュウセイ、回避するぞ!」

 ライがその鋭い直感で何かを感じ取ったのか、鋭く叫ぶ。同時に、周辺にいた他の者達もまた危険を察知するが……

「違うっ! 上だ! こなくそっ!」

 タスクのジガンスクード・ドゥロが、いち早く気が付き上へと機体を向けながら抜け出していく。

「意地を見せろ、ガンドロ! G・テリトリー、出力最大! 巨大な硬い盾の名前は伊達じゃねぇっ! うおおおぉぉっ!」

 機体の正面にグラビコン・システムにより作り出された重力障壁が展開される。そして次の瞬間、上空から放たれた巨大なエネルギー波が、ジガンへと直撃する。


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