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いつか必ず、かめはめ波を撃つことを夢見て
第12話 鍛練!武泰斗、修行の日々
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を参考にした技なので、本当に再現出来ているかどうかは分からなかったが、どの技も戦いに使えるぐらいのアレンジを加えた技にはなっていた。

 また、気を使う技に関しては、武泰斗が中心となって、開発を進めていた。武泰斗が中心なのは、武泰斗が気の使い方について、天才的に上手い事が後から分かったからである。
 そして、技の開発に関して特にナシゴの要望で、かめはめ波を一番に再現しようとした。かめはめ波とは、まず全身の気を操作して一箇所に集めて、次に気を圧縮、最後に手のひらから放出するという3つの過程が必要となると考えられた。武泰斗は、気を一箇所に集めて操作することはうまく出来たが、次の圧縮という過程で手間取った。
 この気を圧縮するというのが、かめはめ波という技の肝である。しっかり、気を圧縮せずに放つのは、ただの気弾となる。気が圧縮されて青白く光るかめはめ波と、気のまま放出されて黄色の気弾という、気が放つ色の点でも違っていた。

「なかなかに難しい技ですね。気を圧縮するという考えはあるけれど、実践するためにどうしたら良いか全然わかりません」
 武泰斗は、お手上げ状態だと言った感じだったが、どうすればいいか更に考えていた。
「そうか、残念だなぁ」
 ナシゴは、本当に残念だという感じで、武泰斗の説明を聞いた。その後も、自分の考えた様々な方法で試してみたが、中々上手くは行かなかった。

 その後も三人は、気の感じ方や、気の高め方、気の隠し方などを研究し、それを実現していった。そんな風にして、技の開発は進められていった。
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