第51話 結局子供は親が好き
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の顔は、とても優しく、父親らしい顔をしていた。そんな銀時の顔を見て、なのはもまた笑顔になって銀時の手を握り帰り道を歩く。
ふと、銀時の脳裏に似蔵の言葉が蘇る。
【もし、そいつがお前を親としてでなく、男として見るようになったらあんたはどうするんだい?】
(さぁな、そんなのその時になんねぇと分かんねぇよバカヤロー)
まるで頭についた埃を払い除けるかの様に、先の言葉を切り捨てた。二人の関係がこの先どうなるのか?
親子のままなのか? それとも男と女になるのか?
それは、誰も分からない。銀時も、なのはも、新八や神楽も、空に浮かんでいる月さえも、その答えは分からないのであった。
つづく
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