第五章 StrikerS編
第百五十三話 『想い、強く…』
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謝罪…? ま、ありがたく受け取っておくけどね。それじゃ私は部屋に戻るわ。静養するのよ、ヴィータ」
それでシホは医務室から出ていった。
それを見送ったシャマルとヴィータは、
「あいつが一番辛いはずなのにな…」
「そうね…シホちゃんは弱気な姿を見せないから」
「多分、戦いは近いと思うんだ。だからなのはの背中は守れなかったけど、シホの背中はあたしが守るぜ!」
「うん。お願いね、ヴィータちゃん」
「おう!」
医務室を出ていったシホは自室に入ろうとした時に、
「シホちゃん…」
「お姉様…」
すずかとフィアットの二人に呼び止められた。
「すずかにフィア。どうしたの…? もう夜だから眠りましょう?」
シホがそう言うが二人は少し決意のこもった目をして、
「シホちゃん、お願いがあるの」
「お姉様、お願いがあります!」
「な、なに…?」
二人の気迫に押されてつい何事かと思うシホ。
「こんな時にこんな話は変だと思うの。でも、言わせて…」
「お姉様。私達と正式に“パス”を繋ぎましょう」
「えっ……………?」
二人の言葉にシホはしばし言葉を失うのだった。
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