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万華鏡
第五十八話 活動再開その十二
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「そうですか」
「とはいっても私達も不安だったけれどね」
 今の琴乃達の様にというのだ。
「まあそう思うのも通過点だって思ってね」
「やっていけばいいんですか」
「そういうことですね」
「そうよ」
 こう話すのだった。
「これからもね」
「一年生の間はですね」
「このまま」
「ええ、じゃあね」
 ここでランニングが終わった、部長は五人にあらためて言った。
「部活、本格的にはじめるわよ」
「わかりました」
「まずは整理体操をしてね」
 このことも忘れてはいなかった。
「後で身体を痛めない様にね」
「準備体操と整理体操は絶対なんですね」
「そうよ」
 まさにそうだというのだ。
「絶対にしておかないとね」
「どっちもなんですね」
「準備体操も整理体操も」
「怪我をしないことが第一だからね」
 つまり身体を痛めないことがだというのだ。
「それでなのよ」
「どっちも忘れずに」
「ちゃんとしてですね」
「そういうこと、じゃあね」
 言いながらだった、部長は早速整理体操をはじめ五人もそれに倣う。五人の不安は部長によって打ち消された。


第五十八話   完


                               2013・11・16
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