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ょう』って意味じゃないですか?」
なるほど・・・。
それなら確かに・・・。
まあ、天国とかがあればの話だろうが。
それに、仮にあったとしても、こんな悲劇を起こしていたら地獄行きだろう。
なんとも、身勝手なやつだな。
「・・・ひょっとして、あの事件も全部ロズミアちゃんが・・・」
「・・・一つ目はあり得るかもしれない。だが、二つ目は分からない。まだ、身元すら特定できていないんだ」
「・・・そうですね。それに、死んでしまったらもう逮捕も死刑もできませんしね・・・」
やはり、少しさびしそうだな・・・。
どちらにしろ、ここは死の雰囲気が強すぎる。
少し、精神的に参ってくるのだろう。
「おい、飯でも食いに行こうぜ」
「い・・・今からですか・・・?こんな現場を見た後で・・・うぅ・・・」
「ったく・・・。少しは耐性つけろよな」
「そんな場数踏んでないですし・・・」
「まあ、もとからのだよな。こういうのってさ・・・」
そうすると、ロズミアはもとからそういう人間だったのか?
こんなことを引き起こせる人間がもとからいるというのか・・・?
・・・だとしたら、俺はもうおかしくなってしまいそうだ。
今年生まれてくる子供が・・・もし・・・もしも・・・。
いや・・・やめよう・・・。
きっと普通に育ってくれるさ・・・。
−ロズミアサイド−
1132時。
・・・やってしまった。
でも、これでローレンズとずっと一緒に・・・。
いや、でもこれで捕まって死刑に・・・。
いや・・・。
殺されるのはいや・・・。
まだ死にたくないの・・・。
ようやくローレンズと一緒に・・・ずっと一緒になれたのに・・・。
死
に
た
く
な
い
その瞬間、私の中で何かが壊れた。
−警察サイド−
1141時。
「ロズミア・・・ちゃん・・・?」
「ん?どうし・・・」
ロズミアがいた。
血走った眼をして、狂ったようにケタケタ笑いながらこっちに近寄ってくる。
「おい、逃げろ・・・」
「え・・・?でもロズミアちゃんが生きて・・・」
「いいから、逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
そういい、俺は逃げる。
それにつられて逃げる部下。
「アハハハハハハハハハハハハハ!!おにイさんたチとってもおイしソオ・・・!だから全部チょうだイよォ!
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