神々の古代兵器
第四話
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さんが来るとはな。」
「来たくて来たわけではありませんよ。」
そう。
来たくて来た訳じゃない。
ここに来たのは統括理事長の依頼のせい。
「今回も黒死皇派関係か?」
「あっ、・・・・・はい。」
嘘はよくないだろうけど、一度くらいはいいよね。
「それよりも矢瀬先輩。もうすぐ授業が始まりますよ。」
腕時計を見せながら矢瀬先輩に忠告した。
遅れたら洒落にならないから。
「おっと〜。そんじゃ〜、失礼するぜ。精々ガンバんな。」
急いで戻っていくけれど大丈夫かな?
まぁ、あの人なら間に合うでしょ。
何て言ったって、私から逃げ切ったことがあるのですから。
私も授業中は手を出せないし、仕方がないから屋上で一休みでもしていようかな。
たまには休憩も必要だしね。
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・
「今日も天気がいいね!」
私は屋上にある一番高いところ。
つまり階段の真上で空を見ながら仰向けになっています。
どうせ授業が終わればチャイムも鳴るだろうし、それで起きればいいよね。
私はお昼寝をする気ままんである。
そう言えば、第四真祖、暁古城は真面目に授業を受けているのかな?
そこのあたりが微妙なんだよね。
「まぁ、少し休もう。おやすみなさい。」
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〜お昼寝中〜
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ドォーン。
えっ?
なに?
いきなりの大きなおとに私は目が覚めました。
なんかとても嫌な起こされかたなんですけど。
それで、誰がこの魔力の根源なの?
まぁ、私はわかっているのだけどね。
「あらら、暁古城。まさかこんなところで力を解放するなんてね♪」
まったく世話が焼けるよ。
そうなるとここで一番効率のいい方法は能力かな。
「能力No.1。空気銃。」
私は確信している。
これを使えば気絶ぐらいしていると。
そして私の空気でできた弾丸は必ず目標にあたる。
目の前に風があらぶっていても。
「クハッ・・・。」
でもご安心を。
傷を与えるつもりではないので弱めです。
私は暁古城の側に駆け寄ると、
「能力No.7絶対治癒。」
不本意だけど、私の使命だから仕方がないかな。
それに暁古城が怪我をすると、獅子王機関の剣巫が五月蝿そうだしね。
でも私が第四真祖を助けるのはこれを最後にしようと思っているんだよね。
何故かって。
決まっているじゃん。
元々、私は第四真祖、焔光の夜伯を観察するためにいる。
それ以外の目的はない。
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