第八話
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っていると評価され、彼も参加する事になった」
「でも、それでも根本的な解決には至らなかった……世界がなくなるまであと数日といった所で……イッセー君はとんでもない事を言い出したの……それは押し出すこと」
「?押し出すとは……まさか世界を押し出して接近を抑えようとしたんですかっ!?」
セラフォルーさんの言った事に対してさすがはソーナ会長。すぐに気づいた。
「そう、イッセー君は世界の中心で全力で人間界を押し出そうとした……そして奇跡が起きたんだ……」
「いがみ合っていた真なる赤龍神帝グレートレッドと無限の龍神オーフィスがそれぞれグレートレッドが冥界を、オーフィスが天界を食い止め、一誠は人間界を支え、押し出したんだ」
それを聞いて今までで一番驚く一同。
「ちなみにイッセー君の参加した理由というのが「自身の住んでいる人間界が無くなるのが嫌だったから」というのが理由だよ……まあ、イッセー君は一番魔獣に襲われていた人々を助けていたのだがね……」
「まあ、それ以降こいつが本気を出した事は一切なかった……俺たちとしてもこいつの本気はもう見たくねぇからな」
「ああ、彼の本気は私たちを一瞬で屠れる程の力を備えていたのだからね」
そしてまた驚く一同。
もう、うざいな……一々驚くなよ。
「その時の姿は……まさしく「赤い龍」が見えたとさえ言われていたからね……イッセー君。もう、いいんじゃないかな?」
「はぁ……そうですね、アルビオンがいる以上、いつかはバレますし」
俺は立ち上がって……右手を高く掲げる。
すると右手の平に赤い何かが集まっていき、俺はそれを掴む。
「人魂モード……ドライグ!」
そして掴んだ手を開くと……そこには小さいドラゴンが乗っていた。あくまで霊的にだが。
そう、俺の能力とは……まあ、望んだ事なのだろうが漫画「シャーマンキング」のシャーマンの能力だ。
そしてその能力のおかげでこうやってドライグを霊的にだが具現化する事が出来るのだ。
「なっ!?何でお前がドライグをっ!?て、てめぇ俺の神器からドライグを抜き取りやがったな!!」
「違うよ。俺にもわからないけど気づいたらもう俺の中に宿っていた」
嘘はついてないもんな。
『相棒は俺の力を自分で作った特性の籠手に憑依させる事によって俺の力を行使出来るようになり……相棒は人間界を押し出す事に成功した』
「そして、俺はグレートレッドとオーフィスの仲違いを仲介して……見事オーフィスとグレートレッドは今現在仲良く次元の狭間を泳いでるよ」
俺は今現在の状況を伝える。
「それで、彼の力を恐れて我々は彼をどの勢力にも入れない事を約束した…
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