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「うあああああ・・・あああ・・・や・・・やめぇ・・・」
何?
やめれっていうの?
なら、あなたはもっと苦しまなくてはならない。
だから、貴方の光を・・・すべての希望を・・・残さず壊しつくす。
私の仇打ちはまだ終わっていない。
男がだるまのような状態になったところで、私は頭にチェーンソーを縦に下ろした。
いや、既にこと切れていたか・・・。
私ってば幻聴を聞くとは疲れているのね・・・。
まあ、でも・・・これで死んだわね。
だけど、まだ満足できないわ。
だって、こいつを見てるととても深いだから。
だから、原形をとどめないほどにぐちゃぐちゃにする。
ちょうど倉庫にあったコンクリート用のハンマーでぐちゃぐちゃに壊しつくしてやる。
と、インターホンが鳴る。
「・・・誰?」
また・・・また強盗・・・。
・・・また私の幸せを壊すやつが来る。
「・・・許さない」
「すみませーん。近所のものですけど・・・何か変な物音が・・・」
私は扉を開ける。
その姿に近所の人はびっくりする。
「あ・・・あの・・・朝起きたらお母さんとお父さんが・・・」
血まみれの私の姿にさぞ、驚いたことでしょう。
だけど、ここで止まるわけにはいかないの。
だって、もうこんな思いはしたくないから。
だからさっき死体も床下のお父さんが遊びで作った秘密通路に隠した。
私の幸せを壊すやつは全員殺すの。
いいえ、殺すんじゃないわ。
すべて壊しつくしてやる。
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