第一話
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俺は、幼い頃からずっと死にたいと思っていた。この世界では、親と親友に裏切られ、
生きる希望をなくし、ただ毎日を無駄に過ごしていた。
ある時、空を見ながら目的もなく、歩いていた。今日も明日も、このまま生きて行くんだろうと、誰もが思っていた。
だが、急に隕石群が降ってきた。誰もがなぜどうして?と思ったが、少年、『神谷 秋人』だけは違った。
やっとか!やっと俺が死ねるのか!長かった。と、目を閉じた。
だが、再び目を開けた時見たものは、一面真っ白な世界だった。
そして目の前に、小学生くらいの子供がいて、言った。
「わりい、俺の手違いで、殺してしまった。」と言った。
それを聞いて俺は、安心した。だが、次の一言で俺は絶句した。
「その代わり、お前を転生させる。行きたい世界を選べ。」
「は?お前誰だよ?」
「自己紹介してなかったな。おれは、お前らが言っているゼウスだ。」
………え?何?ゼウスってギリシャ神話の最高神だったよな?
「そのゼウスであっている、話を戻すが、行きたい世界を選べ。」
「どんな世界がある?」
「小説の中の世界でも、想像の中の世界でも、どこでもいいぞ。」
「だったら、俺の世界のような屑のいない世界がいい。
ついでに、なにか能力をくれ、」
「いいだろう。指定しないのか?」
「ああ、任せる。だけど、チート過ぎる力は、やめてくれよ?
面倒だからな。その代わり、副作用をなくしてくれ。」
「わかった、じゃあな、小僧。おまえの、能力の名は、魔王だ。」
は?魔王だと?そう思った瞬間、俺の意識が途絶えた。
おい? 大丈夫か? おい?
「返事をしろ。こらーー。」
「うわーーー。耳が、耳がーーー!」
「なにすんだ!このクソガキ!!!」
「お、やっと目が覚めた、よかった〜。」
? だれだこいつ? 知らない奴だな?
「おれは、綾辻真哉だ、よろしくな、」
「俺は、神谷綾人だ、ここは、どこだ?」
「ここは、闇都市だ、お前ここで寝てたら、しんでたぞ?」
闇都市か、ここは、異世界か、やった!
「この頃は、火を操る奴がいて物騒なんだぞ?」
「え?能力って全員使えるのかよ!」
………え? マジで?
「そうだけど、もしかして君記憶喪失?」
「そうみたいだな。記憶がない。」
「大変だ。きみの能力を鑑定しよう。話はそれからだ。」
「お、おい?なにしに「ちょっとこっちに来て!」はい……」
「ここは?」
「ここは、鑑定
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