第2部 ALO
29話 シルフとスプリガン
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」
「なるほど.....」
兄さんはアイテムを破棄していくが、途中で驚く
「どうしたの?」
「まさか、この世界にも同じ剣があるなんてなぁ.....またこいつらのお世話になりますか」
兄さんは剣を装備する
ただ、その剣は初期装備の剣ではなかった
「<<エリュシデータ>>!?」
「そう....なぜかあるんだよな...<<ダークリパルサー>>もあるし.....ってコートもあるし」
兄さんはおなじみのコートを身に着ける
僕は疑問をユイちゃんにぶつけてみる
「ユイちゃんは昔のように管理者権限は持ってるの?」
「残念ながら持ってないです....リファレンスと広域マップデータへのアスセスだけですね。
接触したプレイヤーのステータスは確認できるようですが.....
主データベースには入れないようです」
「そっか.....アスナさんの居場所が分かると思ったんだけどな」
「どういうことですか?」
「ママがな....いるんだ.....この世界に。俺はアスナを探しにきたんだ」
「ママが!?それなら私も、パパと一緒に」
「ああ!一緒だ!」
「はい!」
「ところで、ユイちゃんはこの世界ではどんな位置づけなのかな?」
「ええっと.....私は<<ナビゲーション・ピクシー>>という位置づけですね」
そういうとユイちゃんは小さくなり、妖精の姿になる
「これが<<ナビゲーション・ピクシー>>としての姿です」
「おお!」
「かわいい!」
「ありがとうございます、タク兄」
「......ユイ、世界樹ってどこにあるのか?」
「ココから大体北東だね」
「距離で言うと、約50キロメートルですね」
「遠い....そういえばどうやって飛ぶんだ?」
「コントローラーを使うようですね」
「もっと上級者向けがあるよ」
僕は兄さんに髄意飛行のやり方と着地の仕方を教える
兄さんはコツをすぐにつかみ、軽々と飛ぶ
「すごいな」
「パパ....プレイヤー反応です」
「何人?」
「4人ですが、1人が3人に追われているみたいですね」
「戦闘かな?見に行こうぜ!」
「相変わらずのんきだね....兄さんは」
「それがパパですよ」
僕たちはその場所に向かって飛び始めた
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