スーパーロボット大戦OG外伝
0562話
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、話はともかくだ。なら早速……行こうか!」
「そうですね。では始めましょうか」
「おう、ソーディアンズガードが全滅する前にダークブレインを倒してやるぜ!」
『愚かな……我等を相手にして本当に勝てると思っているのか。その驕りが潰れたその時こそ、負の感情を我等にもたらす』
ダークブレインがそう呟くや否や、その背から3つの端末のような物が現れ回転を始め……
「来るぞっ!」
俺の警告の言葉を発すると共に、エネルギー波が放たれる。
「では、お先に失礼しますよ」
グランゾンが背中のバーニアを全開にしながら、ニーズヘッグの倍近い大きさがあるとは思えない程の速度を出しながらダークブレインへと向かって行く。
「さて。シャドウミラーを率いる者としてはここで負けてもいられないな」
シュウの後を追うようにして、T-LINKシステムを通してツイン・ドライブの推力によりニーズヘッグはみるみる先を進んでいた筈のグランゾンとの距離を縮め……
「おい、ちょっと待て! 俺を置いていくな!」
特機であるが故に、その機動性がそれ程高くないGコンパチブルカイザーからコウタの抗議の声が聞こえて来る。
だがまぁ、それはしょうがない。すぐに追いついてくるだろう。そもそもGサンダーゲートというブースターがある分、特機としてはそれなりに高い機動性をもっているのだから。
そんな風に思いつつ、見る見る距離が縮まっていくグランゾンとニーズヘッグ。次の瞬間にはグランゾンの横を通り過ぎ、ダークブレインとの距離をさらに縮める。
「ほう、さすがシャドウミラーの最新鋭機といったところですね」
シュウの感心したような声を聞きつつ、ツイン・ドライブをヒュドラのスラスターを使いバレルロール回転。こちらへと放たれた攻撃を回避しながらエネルギー波を辿るようにして回転しながら進み、その発射元でもあるダークブレインの本体へ。そして……
「アダマンハルパー、展開!」
そのまま100mを越えるダークブレインの真横を通り過ぎるようにして、大鎌状態に変化したアダマンハルパーを振るう。
斬! そんな手応えを感じつつダークブレインの背後へと通り抜け。
「ついでだ、これも食らえ!」
ヒュドラ6基が後方を向いているのを利用して、その先端に付いている18門のビーム砲を連続して発射。着弾する。
『無駄だ。我等にそのような攻撃など通じる事は無い』
ダークブレインの背へと次々に着弾したビーム砲だが、広範囲に放たれたのが悪かったのだろう。見る間にその損傷は再生していく。同時にアダマンハルパーで斬り裂かれた脇腹の傷もまた、30秒程で消え去っていた。
ちっ、特機以上に巨大なだけあって運動性自体はそれ程高くないんだが、あの高い防御
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