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ロザリオとバンパイア 転生物語
第二話 転生、そして力
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をさした
「なんだ?この広範囲な焼け野原は?」
男達は一斉に注目した
『すみません、反逆者を突き出して吐かせればよかったのですが、抵抗、再度の逃亡を
図った為、先ほどの炎で焼き殺し、骨すら残っていません』
ケイトは軽く申し訳なさそうな表情をした。

バンパイアの男は
(なんだこの男は?一体… あれほどまで軽く焼き払う術、人間であればあの術に喰らっては一溜まり
もないだろう… しかも妖の実体をみせずともあの威力、我らとて喰らえば一溜まりもない、一体どう
出ればよいか?… 一茶様にしらせるか、あるいは…)
考えこんだ。
すると術を使用した男が
『俺からは一切の手出しはしません。しかし、あなた方が敵対し武力を行使するとなれば話は別ですが…
私も敵対の意思はありません。 俺としては、朱染家の方々と仲良くしたいと思っていますが。』
「!! なっ 」
(考えを読まれた? こいつは?こいつは一体?)
続けて見知らぬ男が
『館の主は一茶という方ですか?では連れてきてもらえるでしょうか?いや主を連れてくるのは無礼ですね、
では、すみませんが、お手数ですが館まで案内していただけないしょうか?』
「……」
館の警護と思われる男は考えこみ、
(一体どうすればいいのだ?…)
答えが見つからず、判断ができない様子である。
あの術は並の我らでさえの命すらおとしかねない、男たちはケイトの力を警戒していた。

「なにをしてるの?」
緊迫した空気を破ってくれたのは1人の若い女性だった



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