第七話
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、イッセー君だね?実は……』
それはサーゼクスさんからの電話だった。内容は……近い内に駒王学園で三大勢力による会議が行われるらしい。
『リアスは未だに君を信用していないらしい。それで……世界終末の日について語ってもいいかい?』
「いいよ。別に俺に許可を取らなくても……そういえばそろそろ授業参観だったな……」
それを知らせるプリントがこの前配布された筈だ。
『なん……だと……!?イッセー君、それは本当かい!?』
「あ、ああ……本当だけど……」
『ああ、何てことだ……なぜリアスは知らせてくれなかったのか……」
そりゃあ、あんたみたいなシスコンに来てほしくなかったんじゃないですか。
とは言えなかった。
だって言ったら……この人、無駄に落ち込むんだもん。
「まあ、とりあえずもう切るぞ?」
『ああ、大事な事を知らせてくれてありがとう、イッセー君!グレイフィア!!すぐに人間界に行く準備をするよ!!』
電話を切る前にそんな声が聞こえてきた……グレイフィアさん、キツいだろうな……。
そういえばこっちに来るって言ってたけど……もしかして、あの人も来んのかな?
…………来そうだな、あの人も大概シスコンだからな。
そして授業参観を明日に控えた今日……。
あ、そういえばアザゼルがこの街に来ていた。結構大きな気配が来たからな。
そしてゼノヴィアも無事、駒王学園に編入出来た。
最初の頃は慣れなかったみたいだけど……今となってはクラスの人気者だ。
まあ、あのバカはゼノヴィアに笑いかけまくってるけどな。
そしてゼノヴィアはそれを無視する。
これがゼノヴィアが編入してきてから毎日必ず一度は目撃される光景だ。
校門の前にこの前の白龍皇────ヴァーリが立っていた。
「ヴァーリ?」
「やあ、イッセー……思い出してくれたかい?」
?思い出す……?
「すまない、本当に申し訳ないけど……俺はどこで君に?」
「そうか、覚えてないのか……仕方ないね、あの戦乱の中でイッセーが救ったのは何億と言える人だ。その中の一人が私なんだ」
戦乱って……もしかして世界終末の日の時に俺が助けた女の子って事か?
「それとアルビオンから聞かされたけど……君が赤龍帝を宿しているんだってね」
アルビオン……!何で喋ったんだ……!
はぁ、まああの時の映像を出すんならドライグを宿している事がバレルのは確実だろうからな。
「ああ、確かにドライグを宿している。何でか知らないがドライグ
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